Journey / Raised On Radio
ジャーニー(Journey)が7月にリリースする、11年ぶりの新スタジオ・アルバム『Freedom』。
ニール・ショーン(Neal Schon)によると、ジャーニーが“Freedom”をアルバム・タイトルに使うのを検討したのは、今回が初めてではないとのこと。1986年アルバム『Raised On Radio』の時にも検討されましたが、
スティーヴ・ペリー(Steve Perry)が拒んだため、採用されませんでした。Ultimate Classic Rockのインタビューの中で明らかにしています。
“Freedom”をアルバム・タイトルにすることを推していたのは、ジャーニーのマネージャーだったハービー・ハーバートでした。
「彼は“Raised On Radio”を“Freedom”と呼びたかったんだ。スティーヴ・ペリーはそれを望まず、彼と激しく争ったんだ」とニール・ショーンは豪快に笑いながら語り、「それで結局、スティーヴは“Raised On Radio”にしたんだ。ハービーは一言のタイトルにしたかったんだよ」と付け加えています。
その後のアルバムにも“Freedom”は使われませんでしたが、ショーンはその提案を決して忘れませんでした。
ショーンは「何年も何年もそこにあった」と言い、「元バンド・メンバーとの訴訟もあったしね。古い弁護士、古いマネージャー、古い会計士との別れも経験した。“自由”という言葉が、自分にとってさまざまな意味を持っていることがわかったんだよ」と説明し、そのアイデアは新たに浮上しました。
「ハービーがずっと前にやりたかったことだけでなく、僕らが経験したことすべてを表しているんだよ。自由について知りたいと思った。それが、僕たちのビジネスにとっても、新しいLLC(※会社形態の一つ)になったんだ。僕たちはただ、すべてを結びつけようと考えたんだ。すべて理にかなっているよ」