デヴィッド・ボウイ『Low』やイギー・ポップ『Lust For Life』に参加　ギタリストのリッキー・ガードナー死去

デヴィッド・ボウイ（David Bowie）のアルバム『Low』やイギー・ポップ（Iggy Pop）のアルバム『Lust For Life』に参加したギタリストのリッキー・ガードナーが（Ricky Gardiner）死去。プロデューサーのトニー・ヴィスコンティ（Tony Visconti）がSNSで明らかにしています。73歳でした。

以下、ヴィスコンティより

「また一人、天才ギタリストと個人的な友人が昨夜、あの世に旅立ちました。デヴィッド・ボウイのアルバム『Low』やイギー・ポップの『The Idiot』（※正しくは『Lust For Life』）に参加したリッキー・ガードナーは、パーキンソン病との長い闘いに終止符を打ちました。 彼の多才な妻ヴァージニアから今朝メールが届きました」



リッキー・ガードナーはスコットランドの首都エディンバラ出身。1962年、学生時代に最初のバンドであるthe Vostoksに参加。その後、1969年にBeggars Operaを結成した。

デヴィッド・ボウイやイギー・ポップとは友人で、ボウイの1977年アルバム『Low』ではリードギターを担当。ポップの同年のアルバム『Lust for Life』にも参加し、ガードナーはポップの代表曲のひとつである「The Passenger」を作曲した。同作ではボウイと「Success」「Neighborhood Threat」を共作した。

1970年代以降、ガーディナーはアンビエント、クラシック、ロックなど、さまざまな音楽スタイルで演奏・作曲していた。