James LaBrie & Mike Portnoy
2022年3月、元
ドリーム・シアター(Dream Theater) の
マイク・ポートノイ(Mike Portnoy) は、2010年にドリーム・シアターを脱退してから初めてドリーム・シアターのライヴを観客として観ました。当日はヴォーカルの
ジェイムズ・ラブリエ(James LaBrie) がステージ上からポートノイにエールを送り、またポートノイは当日撮影されたラブリエとの2ショット写真を自身のSNSで公開していました。
ラブリエはドリーム・シアターのメンバーの中で唯一、脱退後にポートノイと連絡を取っていなかったことから、不仲とされていました。
ラブリエはSonic PerspectivesのRodrigo Altafとの新しいインタビューの中で、ポートノイがコンサートに来ていることを知ったのは公演の2時間前で、その2時間の間に仲直りすることに決めたと語っています。
「何があったかというと、俺のマネージャーが...公演の2時間前くらいかな...。
マイクと俺の歴史は知っていると思うけど、マイクと俺の意見が一致しない期間に、何が悲しかったかというと、ドリーム・シアターが始まった時、『Images And Words』(1992)と『Awake』(1994)の頃は、マイクと俺は親友だった。そのあと、いくつかの理由で、俺らはバラバラになり始めていたんだ。細かいことはどうでもよくて、ただ、お互いに問題を抱えるようになっただけなんだ。
それで、ニューヨーク公演の2時間くらい前に、俺のマネージャーからメールが来て“今夜はマイクが来るんだ。彼は君に会いたがっている。彼は償いをしたいんだ”と言われたんだ。それで、俺はマネージャーに言ったんだ“ニューヨークで何千人の前で演奏する2時間前に、俺にそんなことを聞くのかよ。冗談だろう?”。
それから考えたんだ。散歩に出かけたんだ。信じられないかも知れないけど、正体を隠してニューヨークを散歩したんだ。街を歩いて考え始めて、俺は自分にこう言ったんだ。“もう十分だ。この世界にはたくさんの憎しみがあり、ネガティブなことがたくさんある。マイクが俺に会いに来て償いをしたいと言うのなら、俺はそれを受け入れるべきだ”とね。
そして連絡を取った。ジョン・ペトルーシもそこにいた。それで彼は、さっき言われたように“マイクが来ていて挨拶できるか知りたがっている”と言ったんだ。それで俺はこう言ったんだ。“そうだな。彼に伝えてくれ。必ずね。ライヴの後、俺に会いに来るように言ってくれ”ってね。そして、俺たちは再会した。おしゃべりをして、じっくりと話し合ったんだ。仲直りして、ハグをして、一緒に写真を撮ったんだ。
その前にステージに上がったとき、俺はこう言ったんだ、“みんなに知らせたいんだけど、マイク・ポートノイがここにいるんだ。やあ、ようこそ、ショーへ、兄弟”ってね。それでおしまい。
人生のある時期になると、あんなものを持ち歩くわけにはいかなくなる。憎しみを持ち歩くな。ネガティブな気持ちを持ち歩くな。俺たちはそれをあまりにも長く持ち続け、俺の知る限り、何の役にも立たず、ただ分裂させるだけだった。分裂を招き、大きなダメージを与えたんだ」
以下はインタビュー
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以下は当日の映像・写真
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