エース・フレーリー(Ace Frehley)が1996年からの
キッス(KISS)のリユニオン・ツアーで使用したギブソン・レスポール2本がオークションに出品されています。2本とも改造が施されており、一方は煙を出し、もう一方はロケット弾を発射することができるエレキギターです。
煙を出すモデルは1996年製です。オークションを主催するGotta Have Rock and Roll社は警告として、こう書いています。
「警告です。エースが書いた同封の手紙を読むまでは、ギターのコントロールノブを押したり、いじったりしないでください。誤って装置を作動させると、自宅やオフィスに深刻な損害を与える可能性があります」
このギターはまだ煙を出すことができます。フレーリーが書いた手紙に加えて、注意書きも付属されており、さらに煙の出る仕組みでやけどをしないようにと、フレーリーが作った厚紙のシールドも同梱されています。
ロケット弾を発射することができるモデルは1957年製で、スティーブ・カーが設計した2気筒のロケット・シューティング・ユニットも装備されています。残念ながら、今回はロケットが付属されていないので、自分で購入する必要がありますが、完全に動作する状態です。ケースにはフレーリーのサイン入り写真を含む様々な記念写真も同梱されています。
Gotta Have Rock and Rollによると、落札予想価格は、煙を出すモデルは150,000ドルから175,000ドル(約1880万円〜約2200万円)、ロケット発射モデルは200,000ドルから250,000ドル(約2500万円〜約3130万円)です。
■オークション・ページ
●ロケット発射モデル
https://www.gottahaverockandroll.com/KISS_Ace_Frehley_1957_Original_Gibson_Les_Paul_Bla-LOT43499.aspx●煙を出すモデル
https://www.gottahaverockandroll.com/KISS_Ace_Frehley_1996_Reunion_Tour_Concert_Played_-LOT43498.aspx以下は当時のライヴ映像