Def Leppard (Image credit: Anton Corbijn)
デフ・レパード(Def Leppard)が5月にリリースする、7年ぶりの新スタジオ・アルバム『Diamond Star Halos』には、
ロバート・プラント(Robert Plant)とのコラボレーションでも知られる
アリソン・クラウス(Alison Krauss)が2曲にゲスト・ヴォーカルとして参加しています。メンバーの
ジョー・エリオット(Joe Elliott)によると、クラウスの起用にはロバート・プラントの手助けがありました。エリオットは米ローリング・ストーン誌のインタビューの中で振り返っています。
エリオットによると、デフ・レパードはアリソンのことを90年代から知っていたという。
「ロバート・プラントとサッカーについてメールをやり取りしていたとき、彼が僕の近況を聞いてきたんだ。僕は“新しいアルバムを作っているんだ、でも内緒だよ”と言った。すると彼は“アリソンに伝えたい。彼女の好きなバンドなんだ。いいだろう?”と言ったので、僕は“ああ、いいよ”と言ったんだ。
そしたら、たまたま僕らのマネージャーのマイク(コバヤシ)が彼女のマネージャーと全然違うことを話しているなかで、同じことを言われたんだ。“もし彼女を必要とするならば、彼女はきっと何かをする気になると聞いています”。それで、僕たちは“お願いします”と言ったんだ。それから彼女にメールして“OK、準備はいい?”って言ったら“うん”って言われた。僕は“2曲書いたんだ。どっちが好きかわからないけど、どっちもちょっとカントリー調なんだ。選んでみたら?”と言ったんだ」
エリオットは2曲ともクラウスに送り、クラウスからは「OMGと感嘆符を連打して返信された」と振り返っています。「(彼女の返事は)“選べない”だったので、僕はそのまま彼女にメールを返して“両方やる?”って言ったんだ。彼女は“うん”と言ったんだ。僕らは彼女に好きなようにやってもらって、彼女がやったことはすべてそのままにしたんだ。僕らはそれを聴いて“ゴージャスだ”と思ったんだよ」
アリソンは「This Guitar」と「Lifeless」の2曲に参加しています。