Freddie Mercury and Ricardo Petracca
1981年、
クイーン(Queen)の
フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)を肩車して2ショット写真を撮ったファンが再び話題に。
クイーンは1981年に南米ツアーを行いました。アルゼンチンのピラルに住む当時29歳の男性リカルド・ペトラッカは、クイーンがコンサートのためにアルゼンチンに滞在した際、間近で楽しむことができた数少ない人物の一人でした。
彼は、ブエノスアイレスを本拠地とするスポーツクラブ「べレス・サルスフィエルド」の当時の社長の甥にあたる人物で、彼の家族はホストとして、彼らのカントリーハウスで、クイーンをバーベキューに招待していました。
リカルドは、フレディが以前に、SFキャラクターに扮したスタッフに肩車されて「We Will Rock You」を歌っていたことを知っていたそうで、「普通の写真じゃ嫌だから、肩に登ってくれて、バンドのカメラマンがその瞬間を撮ってくれたんだ」と笑いながら当時のことを振り返っています。こうして生まれた写真は現在、リカルドの末っ子の家に飾られているという。
リカルドは「正直言って、僕は忠実なクイーン・ファンではありませんでした。ローリング・ストーンズやラテン系の音楽を好んで聴いていたんです」と話しています。
リカルドは、クイーンの滞在中、メンバーと一緒にいたという。1981年2月27日、数百人のファンが待つエセイサ空港に彼らを迎えに行くことになりました。
「アイドルに近づくためなら何でもするという人たちがたくさんいたんです。フレディを守るために柵のようなものを作って、ホテルに入れたんです」と振り返っています。
彼は映画『ボヘミアン・ラプソディ』で記憶がよみがえったという。「彼がどんな人だったのか、たくさん思い出させてくれた。“高音が出なくなるかもしれないから、出っ歯の手術はできない”とも本人が言っていたんだ」
「何時間も人生について語り合ったよ」「素晴らしい時間だった。生きていたら、ぜひもう一度お会いしたかったですね。彼はとても特別なキャラクターだった」と、少し懐かしそうに話しています。