ジェームス・ブラウンの新ドキュメンタリーシリーズ制作決定　製作総指揮はミック・ジャガー＆クエストラヴ他

ジェームス・ブラウン（James Brown）の新しいドキュメンタリー・シリーズ『James Brown: Say It Loud』が制作決定。ローリング・ストーンズ（The Rolling Stones）のミック・ジャガー（Mick Jagger）、ザ・ルーツ（The Roots）のクエストラヴ（Questlove）とブラック・ソート（Black Thought）がエグゼクティブ・プロデューサーとして参加する予定です。

米テレビ局A&Eで2023年放送予定のこのドキュメンタリーは4部構成で、計4時間にわたって、ジェームス・ブラウンの人生とキャリアを語ります。タイトルはJBのヒット曲「Say It Loud (I'm Black and I'm Proud)」から。

米ローリング・ストーン誌によると、ビデオやインタビュー、そしてJBの家族、友人、コラボレーターの未公開映像も収録される予定です。

ミック・ジャガーは、このドキュメンタリーを制作することについて、「彼は最初から俺にインスピレーションを与えてくれた素晴らしいパフォーマーであり、公民権運動に深く傾倒していた。俺は常にジェームスを尊敬しており、彼から多くのことを学んだ。このシリーズが実現するのを楽しみにしている」と語っています。

一方、クエストラヴとブラック・ソートは共に、JBの音楽的影響を理解することがいかに重要かを説明し、それは彼が米国の音楽業界と文化に残した深くて永続的な印象を証明することになるだろうと述べています。

A&Eによると、本作はJBの変貌と成長に焦点を当てるとのことで、「『James Brown: Say It Loud』は、複雑な人生と、ブラウンが音楽と文化の先駆者として持ち続けている計り知れない影響力についての決定的な考察である」とコメントしています。