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ロバート・プラントはジョン・ボーナムとバンドをやるためにガソリンを盗んで警察に捕まったことがある

2022/02/25 17:19掲載
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Led Zeppelin
Led Zeppelin
ロバート・プラント(Robert Plant)ジョン・ボーナム(John Bonham)とバンドをやるためにガソリンを盗んで警察に捕まったことがあるという。ポッドキャスト「Broken Record Podcast」でリック・ルービンのインタビューに応じたプラントが語っています。

後にレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)のバンドメンバーとなる二人は、60年代前半に英ブラック・カントリー地方でライヴ活動をしていました。プラントは、地元のバンドであるクローリング・キング・スネークスでフロントマンを務めていた際、ボーナムが自己紹介をしたと語っています。

「彼は“君はいい......だが、世界最高のドラマーが後ろにいれば、もっと良くなるだろうね”と言った。それで俺は“そうか、お前が優秀なのはわかった、でもどこに住んでるんだ?”と言って、彼が答えたあと、俺は“お前は俺たちのグループには入れない。送り迎えをするガソリン代がないんだよ!”と言ったんだ」

プラントによると、その解決策は「ちょっとした泥棒」だったという。「俺は(新しいラインナップを)維持するためだけにガソリン・タンクからガソリンを盗んで警察に捕まったんだよ」

プラントは同じインタビューの中で、1980年にボーナムが亡くなった後、レッド・ツェッペリンを続けるという考えはなかったのかとルービンに聞かれて、こう話しています。

「4人組のバンドなんだから、どうしろと言うんだ?どんなバンドも、どんなグループも、25パーセントの動輪なしでどうやって(継続)できるのかわからないよ」

彼はまた、ボーナムがステージで退屈すると問題を引き起こす可能性があったとも話しています。

「彼は曲に飽きると、ワルツ・タイム(4分の3拍子)にちょっと入り、俺を見て笑うんだよ! ニューヨークのどこかで彼がうんざりしたのを覚えている。彼は立ち上がって、ドラムセットの中を歩いた。“もういいや〜、やりたくない!”ってね。それから、誰かが彼を誘い戻す間、俺たちはすぐに“Going to California”かアコースティックな曲に切り替えたんだ」