米Varietyによると、
ザ・フー(The Who)のドラマー、
キース・ムーン(Keith Moon)を題材にした映画『The Real Me(仮)』が今夏に英国で撮影される予定です。
この映画にはザ・フーの
ロジャー・ダルトリー(Roger Daltrey)と
ピート・タウンゼント(Pete Townshend)がエグゼクティブ・プロデューサーとして参加しており、ザ・フーの長年のマネージャーであるビル・カービシュリーはプロデューサーのひとりとして参加しています。
映画の仮タイトルは、ザ・フーのアルバム『Quadrophenia(邦題:四重人格)』に収録されている同名曲から付けられています。
監督は『ザ・クラウン』『ホワイトハウス・ファームの惨劇〜バンバー家殺人事件〜』のポール・ウィッティントン。脚本は『あなたを抱きしめる日まで』でアカデミー賞にノミネートされた英国の脚本家ジェフ・ポープが担当します。
製作は、ロサンゼルスを拠点とするホワイトホース・ピクチャーズが担当しています。ホワイトホース・ピクチャーズは、マーティン・スコセッシ監督によるジョージ・ハリスンに関するドキュメンタリー映画『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』や、ロン・ハワード監督によるビートルズのドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years』などで知られています。
映画の撮影は6月に開始される予定で、キャスティング選びはすでに数ヶ月前から始まっています。
ロジャー・ダルトリーは何年も前からキース・ムーンの映画を作りたいと公言しており、キースを題材にした映画は、10年以上前から様々なパートナーとの間で構想が練られていました。