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ジョージ・マーティンが自宅で幼い孫娘にビートルズとの初めての出会いについて語っている貴重映像公開

2022/01/20 11:19掲載
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George Martin
George Martin
ビートルズ(The Beatles)のプロデューサー、ジョージ・マーティン(George Martin)が自宅で幼い孫娘にビートルズとの初めての出会いについて語っている貴重な映像を、息子のジャイルズ・マーティンがSNSで公開しています。

この短い映像では、ジョージが幼い孫娘(ジャイルズの娘)にビートルズとの最初の出会いについて語っているのを見ることができます。

「4人いたんだよ。僕は“彼らは何者なんだ?”と言うと、彼(おそらくバンドのマネージャーであるブライアン・エプスタイン)は“彼らはグループだね。我々は彼らをビートルズと呼んでいる”と言った。僕は“まず第一に、名前が馬鹿げているね。誰がbeetles(※カブトムシなど甲虫類)なんて名前のグループを欲しがるんだよ”と言うと、彼は“君が思い浮かべているbeetlesじゃないよ。BeatlesでAが入っていてBeat-lesみたいなものだよ”と言った。彼の話を聞いて、まずは彼らを聴いてみようと思ったんだよ」

「彼がリヴァプールから彼らを連れてきて、僕はロンドンで彼らに会った。彼らの演奏を聴いてみると、まあまあで、素晴らしいとは言えなかった。まあまあだった。そこで考えた、なぜ僕がこれに興味を持たなければならないのか?と」

「でも、魔法のようなことは、彼らと知り合いになったときに起こった。彼らは知り合ってよかった人たちだからね。彼らは面白いし、とても賢いし、素敵なことばかり言ってくれる。一緒にいたいと思うような人たちだった。だから僕は“僕が彼らのことをそう思うなら、他の人もそう思うだろう。だから、彼らはとても人気があるはずだ”と思ったんだ。そして、彼らと一緒にレコードを作ったんだよ」

息子で音楽プロデューサーのジャイルズ・マーティンは、ツイッターで赤いハートの絵文字とともに、「普段は個人的なことはシェアしないんだけど、これは少し前に、父が娘にビートルズと契約したことを説明しているところなんだよ。普通の人が驚くべきことをする。偉大な決断は最も単純な理由でなされるだよ。“僕がこれだけ好きなら他の人も好きだろうと思ってね”」と投稿しています。