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ブラック・サバスのギーザー・バトラー率いるデッドランド・リチュアル 活動終了、メンバーが「もう終わったこと」と発言

2022/01/10 01:58掲載
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Deadland Ritual
Deadland Ritual
ブラック・サバス(Black Sabbath)ギーザー・バトラー(Geezer Butler)が、数年前に結成したバンド、デッドランド・リチュアル(Deadland Ritual)は現在、活動を終了しているようです。メンバーのひとりであるギタリストのスティーヴ・スティーヴンス(Steve Stevens)が最新インタビューの中で「もう終わったことだと思う」と話しています。

デッドランド・リチュアルのメンバーは、ギーザー・バトラー、ビリー・アイドル(Billy Idol)のギタリストであるスティーヴ・スティーヴンス(Steve Stevens)ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)ヴェルヴェット・リヴォルヴァー(Velvet Revolver)で知られるドラマーのマット・ソーラム(Matt Sorum)アポカリプティカ(Apocalyptica)のヴォーカリストとして知られるフランキー・ペレス(Franky Perez)。

スティーヴは、SiriusXMの『Trunk Nation With Eddie Trunk』に出演した際、こう話しています。

「何かの形で日の目を見たいと思って書いた曲がたくさんあったけど、もう終わったことだと思うよ。彼らとは今でも仲良くしている」

デッドランド・リチュアルが2曲リリースしただけで終了した原因についてスティーヴは次のように語っています。

「本当に難しかったよ。俺たちはレコード契約を結ぼうとしていたんだよ。ヨーロッパではツアーもしたけど、俺たちは皆、ベテランのミュージシャンだから、ある種のライフスタイルに慣れてしまっているんだよ。フェスティバルや小さなクラブでの公演を何度もやった。最初は、みんな喜んでやると言っていたし、塹壕に入ることをいとわないとも言っていた。しかし、現実を目の当たりにして、ひどい食事やホテルなどを目の当たりにして、みんな興味を失ってしまったんだよ」

バンドとしては上手くいきませんでしたが、スティーヴはデッドランド・リチュアルのメンバー間の音楽的な相性を称賛し、次のように述べています。

「リハーサルの初日から、ギーザー・バトラーのサウンドを相手に演奏できるなんて、その場にいられるだけでお金を払ってしまいそうだったよ。信じられない。音楽にこれほど唯一無二で大きな影響を与えているベース奏者であること、そして自分が育ってきたレコードやサウンドを相手に演奏している自分がいること、腕の毛が逆立ってしまうような思いだった。信じられないことだよ。彼はとても紳士的な人だ。彼とマットのリズムセクションは非の打ちどころのない、すばらしいものだったよ」

ギーザー・バトラーは2021年3月のインタビューの中で、デッドランド・リチュアルについて「死んだ」と言い、現在は解散状態で、パンデミック後も復活しない可能性があることを明らかにしていました。