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ビートルズ映画のプロデューサー、デニス・オデールが死去

2022/01/01 17:36掲載
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Denis O’Dell
Denis O’Dell
ビートルズ(The Beatles)映画のプロデューサー、デニス・オデール(Denis O’Dell)が死去。息子のアランがAP通信に語ったところによると、オデールはスペイン南東部のアルメリアにある自宅で12月30日に亡くなっています。Varietyによると死因は老衰。98歳でした。

ビートルズとの関わりは、1964年に公開されたビートルズ主演映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!(原題: A Hard Day's Night)』(リチャード・レスター監督)でオデールがアソシエイト・プロデューサーを務めたことから始まりました。

『マジカル・ミステリー・ツアー (Magical Mystery Tour)』ではビートルズ・メンバーらと共にプロデューサーを務め、ピーター・セラーズやリンゴ・スターが出演した『マジック・クリスチャン』もプロデュースしています。また『ジョン・レノンの 僕の戦争(原題:How I Won the War)』ではアソシエイト・プロデューサーを務めています。

ビートルズ映画以外では、ショーン・コネリーとオードリー・ヘプバーン出演の『ロビンとマリアン』などを手がけています。

オーデルは、ビートルズのアップル・コアのディレクターやアップル・フィルムズの責任者でもありました。

ビートルズは1970年リリースの楽曲「You Know My Name (Look Up The Number)」でオデールの名前を登場させています。この曲ではナイトクラブの歌手の名前として使用されており、ポール・マッカートニーがオデール役を演じています。