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ブラック・サバスのトニー・アイオミの“ロック神”はクイーンのブライアン・メイ

2021/12/05 18:17掲載(Last Update:2021/12/19 19:19)
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Tony Iommi, Brian May
Tony Iommi, Brian May
ブラック・サバス(Black Sabbath)トニー・アイオミ(Tony Iommi)は、自身にとっての“ロック神”を一人選ぶ英BBC Radioの番組『The Rock Show With Johnnie Walker』の「Rock God」コーナーに出演しました。アイオミはクイーン(Queen)ブライアン・メイ(Brian May)を選び、その理由について、次のように語っています。

「クイーンの最初のアルバムを聴いたとき、彼のサウンドとスタイルがとても印象的だったんだ。アルバムを聴いたとき、“これは本当にいいバンドだ”と思ったんだよ。ギタリストは常に他のギタリストに興味を持つものだけど、彼は独特の音と演奏方法を持っていて、俺はそれが気に入ったんだ。魅力的だった。彼は、他の誰からも聞いたことがないような、とても彼らしい個性を持っているんだ。今、ブライアンを聴けば、誰でも彼を選ぶと思うよ。

初めて会ったのは70年代の初めだった。スタジオで会ったのかどうかは分からない。思い出せないんだ。彼は俺たちがどこで初めて会ったか知っているのだろうか? 俺たちはすぐに親しくなり、初期の頃は四六時中話していた。当時は俺がロンドンのスタジオにいることを知ると、彼が来てくれたものだ。

何度か一緒に演奏したことがあるよ。ステージに上がって一緒に演奏したこともあるし、他の人のアルバムで一緒に演奏したこともある。俺のソロ・アルバムにも何度か参加してくれた。

一度だけジャム・セッションをしたことがあるんだ。バンドがロンドンでリハーサルをしていたとき、彼がリハーサル会場にやってきて、バンドと一緒に演奏を始めたんだけど、だんだんとバンドが去っていき、やがて、ブライアンと俺だけがそこで演奏することになったんだ。俺たちの機材以外はすべてなくなっていたけど、俺たちはまだ演奏していた(笑)。

俺たちは長年にわたって素晴らしい友情を築いてきたんだ。彼はギターが大好きで、いつもギターを持ち歩いて演奏している。彼が俺の家に来るときは、いつもギターを用意していて、ちょっとした演奏ができるようにしているんだ」