デヴィッド・ボウイ(David Bowie)が亡くなってから5年。妻のイマンは米People誌のインタビューの中で、自身が再婚することはないと明かし、また、2人のロマンスはボウイの一目惚れから始まったことや、今でも彼の存在を感じていることについても話しています。
2人はブラインドデートで初めて出会います。イマンは「デヴィッドは一目惚れだって言ってたわ」と2人の関係の始まりについて語り、「数ヶ月かかったけど、たどり着いたのよ」と付け加えています。
イマンは、2人の21歳の娘、アレクサンドリア・“レクシー”・ジョーンズから、再婚を考えたことがあるかと尋ねられたそうで、こう話したという。
「私は“いいえ、しないわよ”と答え、“まだ結婚していると思っているのよ”と話しました。数年前、ある人がデヴィッドのことを亡き夫と呼んだので、私は“いいえ、彼は亡き夫ではありません。彼は私の夫よ”と言ったのよ」
イマンによると、ボウイは夕日が好きだったそうで、ボウイが亡くなった後。イマンは夕日を眺めたり、彼のお気に入りの絵を鑑賞したりして過ごしているそうです。
「デヴィッドは夕日が大好きだったから、特に私たちの家で夕日を眺めているときは、彼の存在を確かに感じているわ。そういう意味では、彼は常に存在しているのよ。私の記憶を通して、私の愛は生きているの」
イマンは、2人の壮大なロマンスへのオマージュとして、初めてのフレグランス「ラブ・メモワール(Love Memoir)」を作りました。
このアイデアは、ニューヨーク州北部の山の中にある彼らのカントリーハウスに居た時に思いついたものでした。そこは思い出の場所であるため、かつては彼女にとっては辛い場所でした。
「私はとても悲しくなって、急いで街に戻ってきました。自分では(喪失感を)克服したつもりでも、克服できていなかったのね」
「辛い日はあるけれど、思い出は、なぜその人がここにいないのかという悲しいものばかりではないわ。思い出は今、素晴らしいものになっています」「時々、26年間にあったことを思い出すことがあるの。それが私の支えになっているのよ」