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スティーヴ・ペリー、ロックの殿堂入り式典でジャーニーのメンバーと再会した時のことを振り返る

2021/11/10 15:54掲載
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Steve Perry and Arnel Pineda
Steve Perry and Arnel Pineda
ジャーニー(Journey)スティーヴ・ペリー(Steve Perry)は、2017年4月にジャーニーがロックの殿堂入りした際、久しぶりにジャーニーのメンバーと再会しました。現リード・シンガーであるアーネル・ピネダとは初対面でした。ペリーは、ABC Audioのインタビューの中で当時のことを振り返っています。

「今までにした中で最も楽しいことの一つだったよ」と語ったペリー。彼は当初、「もう(やめて)何年も経っているし、バンドも前に進んでいるから」という理由で出演を渋っていました。また現リード・シンガーであるアーネル・ピネダを不安にさせたくなかったとも語っています。

「僕はアーネルが大好きで、彼への敬意と彼らの行く末を考えて、このままにしておこうと思ったんだ。でも、ある友人が“君はそこにいるべきだ”と言ってくれたんだ。それがきっかけで、僕はそこに行ったんだよ。バックステージでは、自分がそこで何をしているのか、何を言わなければならないのかがはっきりした。紙に何かをメモして、本番ではその紙を取り出して“言いたいことがあるんだ”と言ったんだ。すると、5〜6分程度の時間をくれたんだけど、僕は“(紙に書いている内容を見て)これではダメだ”と思った。そこで、僕はその場で(考えて)みんなに感謝の気持ちを伝えたんだ」。

当日のロックの殿堂入り式典の受賞スピーチで、ペリーはジャーニーの各ミュージシャンと、今回の殿堂入りには含まれていないピネダを賞賛しました。

ペリーは「毎晩心を込めて歌っている男、アーネル・ピネダにエールを送らなければなりません」と言い、ジャーニーのファンに感謝の意を表し、「僕たちをここに立つまでしてくれた」「君たちは、ロックの殿堂だ。僕がいなくなってからずいぶん経つけど、君たちが僕の心の中にいなかったことはないよ。本当にありがとう」と述べていました。