レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)の
チャド・スミス(Chad Smith)によると、
ジョン・フルシアンテ(John Frusciante)復帰後初のスタジオ・アルバムは「ほぼ完成」しているとのこと。最新インタビューの中で明らかにしています。
スミスは「僕らはとても仲良くやっているよ」「ジョンが戻ってきてからしばらく経つので、まったく自然な感じだよ」「彼はとても献身的で、夢中になっている。彼も俺たちも一生懸命やっているよ」と語っています。
ジョン・フルシアンテが参加するスタジオ・アルバムのリリースは2006年の『Stadium Arcadium』以来です。
スミスによると、リハーサルや曲作りを行った後、今年初めにスタジオ入りしたとのこと。長年のプロデューサーであるリック・ルービンも参加しており、スミスによると、バンドは2022年6月の全米スタジアムツアーの前にリリースしたいと考えているようです。
バンドはフルシアンテと一緒に名作をリリースしてきましたが、スミスは過去にとらわれずに、未来に目を向けています。
「俺たちのアルバムはすべて、その時点での俺たちの状況をよく表していると思うんだ。“(次作が前作と)同じくらい良いといいんだけど”という風にはならないんだ。そうすると、自分が書きたいものについて先入観を持ち始めてしまうからね。
ジョンが俺たちのグループに参加するのは10年ぶりだ、とても長い時間だよね。だから、もちろんサウンドは違うものになるだろうけど、俺たち4人には特別なケミストリーがあるから、俺たち4人のサウンドになるだろうね。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのように聴こえるけど、他とは違った新しいもので、俺にとっては素晴らしいものなんだ。本当に気に入っているし、誇りに思っているものだから、そこから始めなければならない。他の人たちがそれを気に入ってくれれば、それは素晴らしいことだけど、もし、他の人が比較したり、違うと言ったりしても、俺たちにはどうすることもできないよ。でも、俺たちは皆、このアルバムにとても満足しているんだ」