クイーン(Queen)の
ロジャー・テイラー(Roger Taylor)が選ぶ「クイーンのドラムで好きな曲 5選」。英MusicRadar企画。
●1. You’re My Best Friend, 1975
「特に好きな曲というわけではないけど、この曲を演奏するのは大好きなんだ。ほとんどのドラムフィルは、スネアから始まってロータムで終わるというような、高い位置から低い位置へと進んでいくけど、この曲はその逆。
大したことではないかもしれないけど、このようなちょっとしたことで、ドラムパートを新鮮に保つことができるんだ。時速100マイルのドラムロールのような派手なことをする必要はない。僕の仕事は、曲を前進させ、人々に興味を引き続けることなんだ」
2. Innuendo, 1991
「この曲の始まりには奇妙な感じがあって、まるで起床の合図のようだね。流れに身を任せ、リズムを崩さないことが大事なんだ。
バンドの伝統的な録音方法は、まずドラムを叩くことだけど、僕たちがクイーンのアルバムを作っているときは、テープに録音する前に長い時間をかけて、いろいろなことを練り上げた。僕は、曲のすべての部分が何をしているのかを正確に把握したいので、チョップが必要な部分に自分のチョップを合わせることができるんだ。
ドラムを叩くときには、ついついやりすぎてしまいたくなるけど、常に覚えておいてほしいのは...少ない方が良いんだよ」
3. Under Pressure, 1992
「冒頭のベースラインを聴いた瞬間に、何の曲かがわかる。それはステージ上の僕も同じだった。ジョンが演奏を始めるのを聴くと、僕は準備ができた。少しずつ盛り上がってきて、パチンとドラムが入ってくる。ライヴで演奏するには最高の曲だよ」。
4. Killer Queen, 1974
「初期の曲で、バンド全体が協力している良い例だ。僕がここでやろうとしていたことは、洗練されたタッチを加えることだったんだけど、これはドラムにとって必ずしも容易なことではないんだ。
プレスロールや“absolutely drive you wild ”の部分など、いくつかいい感じに仕上がっているけど、僕は本当に軽やかなものにしたかったんだ。この曲には、目立ちたがり屋のドラマーは必要ないんだ」
5. It's Late, 1977
「シンプルだよね。最後の急にギアを上げていくところが好きなんだ。古き良き時代のロックだよ。気に入らないわけがない!」
詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
https://www.musicradar.com/news/roger-taylor-favourite-queen-drum-songs