ラッシュ(Rush)のドラマー、
ニール・パート(Neil Peart)の69回目の誕生日(9月12日)にあわせ、
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのドラマー(Red Hot Chili Peppers)である
チャド・スミス(Chad Smith)が、ニールに敬意を表したトリビュート映像を公開しています。Drum Channel企画。
約10分間の映像の中で、チャドが高校3年生のときに、ラッシュのアルバム『2112』に没頭していたことを振り返っています。そして、ヒーローのように演奏するために、自分のドラムセットを少しずつ拡張していきました。
「ロックのドラマーならニールに没頭する時期が必要だ」とチャドは断言しています。「ラッシュの音楽とニールのドラムにどっぷりと浸ってみてほしい。(学ぶことが)たくさんあるよ」
またチャドは、デトロイトのジョー・ルイス・アリーナでラッシュのライヴを見たときのことを思い出し、彼の信じられないほど集中したステージングは「力強さ、繊細さ、そして彼のドラムセットはとてもクールだった」とクラシック音楽家のように例えています。
もちろん、チャドは後にレッド・ホット・チリ・ペッパーズのメンバーとしてニールと出会うことになりますが、楽屋で会ったときにお互いの演奏を称賛し合った思い出を語っています。「ニールはニールです」「一人しかいないし、他にはいないだろう」とチャドは締めくくっています。
二人ともオートバイが大好きで、Sabianのシンバルの広告に登場したこともありました。