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イエスのスティーヴ・ハウ、ジェスロ・タルへの参加を打診されたこと&クイーン「Innuendo」に参加した経緯を語る

2021/08/23 01:35掲載
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Steve Howe
Steve Howe
イエス(Yes)スティーヴ・ハウ(Steve Howe)は、英BBC Radioの番組で、かつてジェスロ・タル(Jethro Tull)への参加を打診されたこと、そしてクイーン(Queen)「Innuendo」に参加した経緯を語っています。

インタビュアーが「これはインターネット上の神話なのか、それとも真実なのか、イエスに参加する前にジェスロ・タルのオーディションを受けたことがあるのですか?」と質問すると、ハウはこう答えました。

「その通りだよ。(オリジナル・ギタリストのミック)エイブラハムズ(※1968年頃にバンドと決別)のせいでギタリストを探していたいろいろな人とちょっとした縁があって、招待を受けたんだ。

ある人と話をしたんだけど、その後、“君の曲はいらない、僕たちはギタリストは欲しいんだ、君の曲はいらない”と言われた。

僕は、自分の曲や音楽が自分の将来の一部になってほしいと思っていたので、その時はお断りしたんです」

Q:クイーンの「Innuendo」で、アコースティックギターを弾いているのはブライアン・メイ(Brian May)ではなく、あなただとわかりました。フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)とはどのようにして友人になったのですか?

「僕たちは彼らをとても尊敬していたんだ。レストランで昼食をとっていると、マーティンという男が通りかかって、“ここで何をしているの?”と言うので、僕は“お昼を食べているだけだよ”と答えた。すると彼は“スタジオに来てくれ”と言った。

スタジオに行くと、『Innuendo』のアルバムを全部聴かせてくれた。“Innuendo”は最後を聴かせてくれたんだけど、それが終わるとちょっとした沈黙があって、ブライアンが振り返って“この曲で演奏してほしいんだけど”と言った。

僕は“どこで演奏すればいいんだ? ブライアン、君はここで素晴らしい仕事をしているんだから、他のギタリストは必要ないよ”と言ったよ。

彼がスパニッシュ・ギターを用意してくれたので、僕は“じゃあ、何かやってみようか”と言った。それで、2、3テイクやって、それから夕食を食べに行って、戻ってきて、それを聴いて、一番いいものを取って、残りは置いていったんだ。

そして、それが素晴らしいクイーンとの共演となったんだ」