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メタリカのカーク・ハメット 『ブラック・アルバム』制作について「俺たちは『Back In Black』のようなアルバムが欲しかった」と語る

2021/08/15 19:25掲載
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Metallica / Metallica
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メタリカ(Metallica)カーク・ハメット(Kirk Hammett)は、1991年の“ブラック・アルバム”こと『Metallica』を制作したときのバンドの野望や、「Enter Sandman」の起源について、英Classic Rock誌のインタビューの中で語っています。

「俺たちは、同じようなプログレッシブで難関な道を歩みたくなかった。もっと大きなものを目指していた。あの頃、ボン・ジョヴィ、デフ・レパード、ブルース・スプリングスティーンなど、800万枚、900万枚のメガアルバムが出ていた。俺たちはそれを望んでいた。それは明らかだ。俺たちは(AC/DC)『Back In Black』のようなアルバムが欲しかったんだ」

また、このアルバムのオープニング・トラック「Enter Sandman」のリフについてはこう述べています。

「“Enter Sandman”のリフは突然現れたリフだった。夜中の3時にベッドルームに座っていたんだ。みんなに“午前3時に何をしていたんだ?”と言われるんだけど、俺はまだツアーモードだったからね。ギターを弾いていて、他にすることがなかったんだ。一日中、サウンドガーデンを聴いていたよ。彼らは、俺とジェイムズが大好きなバンドだった。その感じを表現しようとしていたんだ。あのリフはどこからともなく出てきたんだよ」