“ロカビリーの女王”ワンダ・ジャクソンのラストアルバムからジョーン・ジェットとエル・キング参加曲「Two Shots」公開

ジョーン・ジェット（Joan Jett）が共同プロデュースした、“ロカビリーの女王”ワンダ・ジャクソン（Wanda Jackson）の新アルバム『Encore』から「Two Shots」が公開。この曲にはジョーン・ジェットとエル・キング（Elle King）がフィーチャリング参加しています。

「Two Shots (ft. Elle King and Joan Jett)」


ジェット自身の長年のコラボレーターであるプロデューサーのケニー・ラグーナと共にプロデュースしたこのアルバムは海外で8月20日に発売されます。リリース元はBig Machine/Blackheart。

現在83歳のジャクソンは2年前、健康上の懸念を理由にツアー活動からの引退を表明しましたが、ジェットとのコラボレーションは数年前から構想されていました。

ジャクソンにとってのラスト・アルバムとなる本作には、ジョーン・ジェット、エル・キング（Elle King）、ピストル・ アニーズのアンガレーナ・プレスリー、キャンディ・カーペンターらが参加。ジャクソンは、8曲のうち半分を自ら作曲しています。

ジャクソンは声明の中で「このプロジェクトは、私がこれまでにリリースした中で最もパーソナルな作品」と述べ、さらに次のように述べています。

「演奏活動を引退し、自分のキャリアの終わりだと思っていたちょうどその頃、私はびナッシュビルの素晴らしい作家たちと一緒に曲を書くことにしました。聴いていただく曲は、まさに私の人生の物語です。これほどまでに私生活を音楽に取り入れたのは初めてのことです。私の若い頃の様子や、亡き夫ウェンデルと私が一緒に暮らしていたときの親密さを知ることができます。皆さんの変わらぬ愛とサポートのおかげで、64年間のキャリアの浮き沈みを乗り越えてこられたのです」

以下は以前に公開された音源

「That What Love Is (ft. Joan Jett)」


ジョニー・ティロットソンの1962年のヒット曲のカヴァーである「It Keeps Right On A Hurtin'」

■『Encore』

1. Big Baby – Christopher Casello, Robin Lynn Grant
2. Two Shots (ft. Elle King and Joan Jett) – David Ryan Harris, Tanner Elle Schneider
3. You Drive Me Wild – Joan Jett
4. Good Girl Down (ft. Angaleena Presley and Candi Carpenter) – Wanda Jackson, Vanessa Olivarez, Angaleena Presley
5. It Keeps Right On A Hurtin' – Johnny Tillotson
6. We Gotta Stop – Wanda Jackson, Will Hoge, Vanessa Olivarez
7. Treat Me Like A Lady (ft. Joan Jett) – Wanda Jackson, Sonia Leigh, Vanessa Olivarez, Jordan Breanne Simpson
8. That What Love Is (ft. Joan Jett) – Wanda Jackson, Luke Laird, Lori McKenna, Jordan Breanne Simpson