HOME > ニュース >

クイーンのブライアン・メイ うつ病について語る 「今でも起きたくない朝がある」

2021/07/25 19:02掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Brian May
Brian May
クイーン(Queen)ブライアン・メイ(Brian May)は、英デイリー・テレグラフ紙のインタビューの中で、心の健康を改善するために行ってきたことと、心臓発作からの回復について語っています。

ブライアンは、うつ病との闘いについて明かしています。彼は、やや仕事中毒なところがあるかもしれませんが、今でもベッドから起きたくない日があると明かしています。

「セラピーを受けたことがある」「僕はこれまで多くの仕事をしてきました。でも、今でも朝に目が覚めて“あまり起きたくないな。今日の問題を解決できるとは思えない”と思ってしまうこともあるんだ」

また、ブライアンは、自由を失ったロックダウンを「苦痛」と感じていたそうで「恐ろしくて、くだらなくて、かなり傷ついた」と話しています。

「生活の糧を失ったわけではないけど、自由を失ったことが辛かった。波に乗って世界を闊歩していたかと思えば、次は囚人のように閉じ込められてしまう。そして、僕は病気になった」

ブライアンは、2020年5月に心臓発作を起こし、心臓手術を受けて3つのステントを装着しました。彼は、どうして自分の身に起こったのか「理解できない」と明かし、また自分がまだ回復途中だと述べています。

「いまだに理解できないんだ。僕はどの項目にも当てはまらない。酒は飲まないし、タバコも吸わない。自転車や水泳で健康を維持しているしね。

回復には長い時間がかかり、今もその状態が続いている。薬の副作用で体がおかしくなることも多い。ひどい話だよ」。

ブライアンはまだ回復していませんが、物事を動かし続けるときが一番良いと考えています

「時々、これは僕だけなのかもしれないと思うことがあるんだ。それが僕の原動力であり、力となっている。だからこそ、良い仕事ができるようにしなければならない。いつも成功するかどうかわからないけど、少なくとも努力はしているよ」