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ブライアン・メイの自宅が暴風雨で浸水 家族写真や思い出の品々などが悪臭を放つ下水に浸かり、打ちのめされたと語る

2021/07/14 10:52掲載
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Brian May
Brian May
英ロンドンでは7月12日、激しい雷雨による鉄砲水が発生。北部と西部を中心に、多くの道路や住宅が浸水する被害が発生しました。ケンジントンにあるクイーン(Queen)ブライアン・メイ(Brian May)の自宅も影響を受け、地下室が下水の氾濫で浸水し、貴重な家族の写真や思い出の品々が“悪臭を放つヘドロ”の下に沈んでしまったことを報告しています。

ブライアンは被害の様子を撮影した動画をSNSに投稿し、こう書いています。

「ロイヤル・ホロウェイ・カレッジ(※この日、ブライアンはロイヤル・ホロウェイ・カレッジから名誉フェローシップを授与された)で楽しい一日を過ごした後、家に戻ってみると恐ろしいことになっていた。下の階全体が下水の氾濫で水浸しになっていて、カーペットや絨毯、その他あらゆる種類の(私たちにとって)貴重なものが悪臭を放つヘドロに覆われていたんだ。気持ちが悪いし、心が痛む。まるで自分たちが侵略され、冒涜されたような気分だ」

「何ヶ月か前にスタジオの家が山火事になる恐れがあったので、僕の大切な子供の頃のアルバムやスクラップブックをすべてスタジオの家から避難させていたんだ。安全のためにどこに置いたのかって?ここケンジントンの地下室だよ。皮肉だよね。今日、その地下室がぐちゃぐちゃになってしまった。僕は打ちのめされている。これは「物」でしかないけど、写真が色あせていくのはバック・トゥ・ザ・フューチャーのような気分だ。僕の過去の多くが消されてしまったような気分だよ」

ブライアンは、このような状況になったのは、近年、深い地下室の増築を許可していた地方自治体のせいだと非難しています。

「僕は怒っている。歴史的に見ても、150年間、ケンジントンは雨水で浸水したことがない。なぜこんなことになったのか?過去10年間、この地域を悩ませてきた地下室建設の結果であることはほぼ間違いない。ケンジントン&チェルシー王立区議会は、何年も前に、これだけ深い地下室を増築すると、生活空間の下にある帯水層が阻害され、排水システムが機能しなくなると警告されていました」