デヴィッド・ボウイ『Scary Monsters』『Tin Machine II』のジャケットデザイナー　2作の関連アイテム競売へ

デヴィッド・ボウイ（David Bowie）関連グッズの新しいオークションにて、彼のアルバム『Scary Monsters』と『Tin Machine II』のジャケット・カヴァーのデザインを手掛けた、現代アーティストのエドワード・ベルのコレクションが出品されます。

このコレクションには、2タイトルのオリジナル・デザインやコンセプト、ボウイやバンドの撮影時の写真、さらにはこれまで市場に出回ることのなかったオリジナルの絵画や彫刻なども含まれています。

コレクションの希少性は際立っており、例えば、ボウイのサインと注釈が入ったアルバム『Tin Machine II』のジャケット・カヴァーのオリジナル・ワーキング・デザインなどがあります。

エドワード・ベルは自身のコレクションを完璧な状態で保存しており、中には、40年近く経ってもプラスチックの包装紙に密封されたままのアルバム『Scary Monsters』などもあります。

オークションは、7月16日から8月1日までの間、Halls Fine Art社のオンラインで行われます。

同社は「今回のコレクションの中で一番の人気なのは“Savage Heart”という彫刻です。ボウイの胴体をモデルにしたパリの石膏像に骨のネックレスをつけたもので、『Tin Machine II』のCD版にも使われています。エドワードは、この作品のオリジナル・ドローイングを作成し、ボウイは実際に自分のプライベート・コレクションとして購入しました。今回のオークションにはたくさんの作品がありますが、この作品は本当に素晴らしく、ユニークな作品です」と述べています。

■オークション・ページ
https://fineart.hallsgb.com/auction/search/?au=294&g=1&so=2&pn=1