未完成に終わったディズニー制作のビートルズ『イエロー・サブマリン』のリメイク映画　未公開映像がネットに

ディズニーが制作していたものの、未完成に終わったビートルズ（The Beatles）のアニメ映画『イエロー・サブマリン』のリメイク版。これまで公開されたことのないリメイク版の映像がネットに投稿されて話題に。

2009年、ディズニーは『イエロー・サブマリン』をモーション・キャプチャーでリメイクすることを発表。この映画は、モーション・キャプチャー技術を使って、古典的なアニメーション映画をより現代的なものにする予定でした。

このリメイク版は、ディズニーとイメージムーバーズ・デジタルが共同で制作し、2012年のロンドンオリンピックに合わせて公開される計画でした。

イメージムーバーズ・デジタルは、ディズニーとロバート・ゼメキスのイメージムーバーズ・スタジオによって設立された映画スタジオ。『Disney's クリスマス・キャロル』と『少年マイロの火星冒険記3D』を制作しましたが、ディズニーは『少年マイロの火星冒険記3D』の制作を終えた直後の2010年に閉鎖を発表。『少年マイロの火星冒険記3D』は興行的に大失敗に終わり、ディズニーはイメージムーバーズ・デジタルが関わっていた他のプロジェクトを中止せざるを得なくなってしまった。その中に『イエロー・サブマリン』のリメイク版もありました。

今回、TikTok／YouTubeユーザーの@asart.spaceが公開した映像では、モーション・キャプチャー・アニメーションの未完成版を見ることができます。動画はわずか20秒ですが、2つのシーンを観ることができます。