デフ・レパード(Def Leppard)のシンガー、
ジョー・エリオット(Joe Elliott)は、英BBC Radioの番組に出演した際、“ロック神”を一人選んでほしいと頼まれています。彼は
モット・ザ・フープル(Mott The Hoople)で知られる
イアン・ハンター(Ian Hunter)を選び、イアンとの逸話を話しています。
「イアンに初めて会ったのは1977年6月4日、(イングランド中北部の街ドンカスターにある会場)ドンカスター・ゴーモントでのことだった。僕と友人数人は、シェフィールドからライヴを見に来ていた。
僕たちは17歳と18歳で、夏のとてもいい天気の日だった。僕たちは一日中、ドンカスターの街をぶらぶらして、最終的にショーに行き、(1977年アルバム)『Overnight Angels』(に伴うツアーの公演)を観た。素晴らしいライヴ、偉大なアルバム、偉大なアルバムだ。
その後、当時はできた楽屋を覗きに、階段を上がって廊下に沿って進み、ドアをノックすると、ギタリストの
アール・スリック(Earl Slick)がドアを開けて入れてくれた。
写真を撮ったり、30分ほど立ち話をしていたら、ついにヒーローに会うことができたんだ。
それから3年後、僕はバンドを組んでアルバムを作っていた。1980年のことだ。僕は休日にニューヨークにいて、イアン・ハンターがニューヨークのリッツで演奏していた。
レコード会社がチケットやパスを手配してくれて、彼と再会したんだけど、今度は彼がなんとなく聞いたことのあるミュージシャンとして会いました。
80年代の間はずっと、お互いに顔を出していて、彼のライヴに行ったり、最終的には彼と一緒に演奏するようになったんだ。
イアンとは6,000回くらい“All the Young Dudes”をやったと思うし、彼はデフ・レパードのステージにも何度か上がったことがあるから、そこには絆があるんだ」。
以下はインタビュー音源