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ブロンディ「Heart Of Glass」のミニ・ドキュメンタリー映像公開

2021/05/06 14:45掲載
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Blondie / Parallel Lines
Blondie / Parallel Lines
ブロンディ(Blondie)の代表曲のひとつ「Heart Of Glass」のミニ・ドキュメンタリー映像『Songs That Changed Music: Blondie - Heart Of Glass』(約14分半)が公開中。

プロデューサーのウォーレン・ハートは、初心者向けにプロフェッショナルなオーディオレコーディングのヒントを紹介するプロジェクト「Produce Like A Pro」を行っており、そのプロジェクトのシリーズのひとつ、『Songs That Changed Music』の最新エピソードとして「Heart Of Glass」編がYouTubeで公開されています。

「Heart Of Glass」は1978年アルバム『Parallel Lines(邦題:恋の平行線)』に収録され、翌79年にはシングルとしてもリリースされています。

この曲の始まりは5年前に遡ります。デボラ・ハリーとクリス・スタインはヒューズ・コーポレーションの「Rock the Boat」にインスパイアされた新曲を作っていましたが、その出来栄えには満足していませんでした。「バラードにしたり、レゲエにしたりしてみたんだけど、うまくいかなかった」とハリーは2013年に語っています。1977年、アルバム『Parallel Lines』をプロデュースしたマイク・チャップマンにこのデモを聴かせるまで、彼らはこのデモを棚上げにしていました。マイク・チャップマンは、この曲がヒットするのではないかと考え、「ドナ・サマーのような雰囲気」にアレンジしてみてはどうかと提案しました。ライヴでサマーの「I Feel Love」をカヴァーすることで知られていたハリーとはうまく合い、ロックとディスコの象徴的な融合となったこの曲は、英国と米国でナンバーワンになりました。



「Heart Of Glass」のミュージックビデオ