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エルヴィス・プレスリーはビートルズを自身のバック・バンドに起用したいと考えていた 友人のトム・ジョーンズ語る

2021/04/27 12:53掲載
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Elvis Presley, The Beatles
Elvis Presley, The Beatles
トム・ジョーンズ(Tom Jones)によると、彼の友人であるエルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)ビートルズ(The Beatles)を自身のバック・バンドに起用したいと考えていたという。最近のポッドキャスト番組の中で明らかにしています。またジョーンズは、もしクリーム(Cream)がすぐに軌道に乗らなかったらエリック・クラプトン(Eric Clapton)が自分のバックバンドに加わっていたかもしれないとも話しています。

プレスリーがジョーンズにこの考えを話したのは、ポール・マッカートニーがビートルズの正式解散を求める訴訟を起こした1970年12月のことだったという。当時プレスリーとジョーンズはともにラスベガスに滞在しており、ジョーンズはプレスリーからこのニュースについて説明を求められたことをポッドキャスト『WTF with Marc Maron』の中で話しています。

「エルヴィスが僕に“そうなの?ビートルズは解散したの?”と言ってきた。僕は“ああ”と答えた。そしたら彼は“うわぁ、残念だ”と言ったので、僕は“そうだね、彼らは素晴らしい音楽をやっていたからね”と言ったんだけど、彼は“いやいや、そういうことではなくて、彼らをバックバンドにしたら素晴らしいだろうなと思っていたんだ。ショーでビートルズに演奏してもらって、君は君の曲を、僕は僕の曲を何曲か演奏したら最高じゃないかな”と言ったんだ。僕は“たとえ彼らがまだ一緒にいたとしても、それが実現するかどうかはわからない”と答えた」

ジョーンズはまた、もしクリームがすぐに軌道に乗らなかったら、エリック・クラプトンが自分のバックバンドに加わっていたかもしれないとも明かしています。

「60年代のロンドンでは、自分がその渦中にいることがわかっていました。ビートルズがドアを蹴破って入ってきたとき、僕たちは“自分たちはその中にいて、ヒットレコードを出している”と思っていました。みんなで一緒にいろいろなクラブに行ったものです。エリック・クラプトンと当時話したことを今でも覚えています。彼は“クリームというバンドを組んでレコードを出すつもりだ。1枚目がダメで、2枚目もダメだったら僕がギターを弾いてあげるよ”。僕は“もちろん”と答えたよ」