Chris Carter - Photo by Paul Heartfield
スロッビング・グリッスル(Throbbing Gristle)の
クリス・カーター(Chris Carter)は、スロッビング・グリッスルとクリス・カーターの初期作品のアンビエント・リワークを収めたアルバム『Electronic Ambient Remixes One』『Electronic Ambient Remixes Three』を7月30日にリリースします。この作品から「Heathen Mirth」が聴けます。
『Electronic Ambient Remixes One』は、クリス・カーターとコージー・ファニ・トゥッティによるエレクトロニック・アンビエント・リミックス・ソロ・アルバムシリーズ(全4タイトル)の第1弾として2000年にリリースされた作品。
このアルバムは、クリス・カーターが1970年代から1980年代にかけてThrobbing Gristle & Industrial Recordsのロンドン・スタジオで行ったアナログサウンドの実験をまとめたアルバム『The Space Between』(1980年)をベースに制作されています。『Electronic Ambient Remixes One』は初期の録音をリワークしたもので、オリジナル・トラックの核となる部分はそのままに、高度に操作され、変形されたドリフト・アンビエント・テクスチャが特徴です。
一方、『Electronic Ambient Remixes Three』は2002年にリリースされたクリス・カーターによるエレクトロニック・アンビエント・リミックス・ソロ・アルバムシリーズ(全4タイトル)の第2弾。その核となっているのは、彼のオリジナルのスロッビング・グリッスルのリズム12種類です。これらのリズムは、3次元のポリリズム・ループ、奇妙なゴシック・テクスチャー、不気味なエセリアル・アンビエンスに変換されています。
「 Heathen Mirth」