ザ・フー『The Who Sell Out』のメイキング・ドキュメンタリー　YouTube無料配信決定　4月23日午前10時〜

ロック名盤の制作の裏側に迫るドキュメンタリー・シリーズ『Classic Albums』。ザ・フー（The Who）『The Who Sell Out』編がYouTubeで無料配信されます。初公開のドキュメンタリーです。

このドキュメンタリーでは、オリジナルのマルチトラック・レコーディングや新しい独占インタビューなどで、この画期的なアルバムを深く掘り下げます。

このドキュメンタリーは、アルバムのコンセプトである海賊ラジオ放送を視覚的に表現したものであり、非常に貴重なアーカイブ映像、ピート・タウンゼント（Pete Townshend）、ロジャー・ダルトリー（Roger Daltrey）の新たなインタビュー、およびジョン・エントウィッスル（John Entwistle）やキース・ムーン（Keith Moon）のアーカイブを収録しています。

さらに、当時その場にいたプロデューサーなど関係者のインタビューも撮影されており、海賊ラジオの重要性や、アルバムの収録期間中にポップミュージックと広告が、どのようにして互いに影響し合っていたことなどが語られます。

また、1967年がポピュラーカルチャーにとって極めて重要な年であった理由を、この時代の芸術、音楽、社会的影響から考察し、『The Who Sell Out』が当時を象徴する作品でありながら、50年以上前にリリースされた時と同じように今なお新鮮で活力に満ちているように聴こえることも考察します。

ドキュメンタリーは、Mercury Studiosが制作し、グラミー賞を2度受賞しているボブ・スミートンが監督を務めました。ボブは、ビートルズ、エルトン・ジョン、ザ・フー、ピンク・フロイド、ザ・ドアーズ、クイーンなどの音楽ドキュメンタリーを手がけています。

今回の配信は、ライヴ音楽配信大手のnugs.netが、ザ・フー、UME、Mercury Studiosと協力して行うもので、配信は日本時間4月23日（金）午前10時から。日本時間4月26日13時までの期間限定公開です。