アイアン・メイデン(Iron Maiden)のギタリスト、
エイドリアン・スミス(Adrian Smith)は、英BBC Radioの番組に出演した際、“ロック神”を一人選んでほしいと頼まれています。彼は
フリー(Free)や
バッド・カンパニー(Bad Company)で知られる
ポール・ロジャース(Paul Rodgers)を選び、意外な場所で会ったことがあるという逸話を語っています。
「僕のロックのアイコンはポール・ロジャースだ。フリーは僕が子供の頃に大好きなバンドだった。70年代のブルージーなロックが大好きだったし、今でも大好きだ。
ポール・ロジャースとは一度会ったことがあるんだ。僕の父は健康上の問題を抱えていたので、町の医者に診てもらうように手配していた。90年代のことで、僕はいつも医者に行くのが遅れていた。
父は待合室にいて、僕がそこに着いた時、父は他ならぬポール・ロジャースと話をしていた。
父は僕の方を向いて“エイドリアン、いつものように遅刻だな。でも、ここにいる素敵な若者と話していたんだ。彼はちょっとしたシンガーみたいだよ”
父の好きな歌手はペリー・コモだったからポール・ロジャースのことを知らなかったけど、素敵だと思ったよ」