HOME > ニュース >

ビル・フリゼール、ストーンズ/マリアンヌ・フェイスフルの「As Tears Go By」をカヴァー この曲についての想いも語る

2021/02/02 13:20掲載(Last Update:2021/02/05 13:41)
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Bill Frisell
Bill Frisell
ビル・フリゼール(Bill Frisell)は、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)およびマリアンヌ・フェイスフル(Marianne Faithfull)の楽曲「As Tears Go By」をカヴァー。2020年に自宅で録音した音源を公開しています。ヴォーカルは、コラボレーターであるペトラ・ヘイデン(Petra Haden)(チャーリー・ヘイデンの娘)が担当しています。

ビル・フリゼールがこの曲を最初に聴いたのは、初めてエレキギターを買った頃(1965年頃)だったという。この曲についての想いを語っています

「ラジオで“As Tears Go By ”が流れてきた。マリアンヌ・フェイスフルのヴァージョンを最初に聴いたのか、それともザ・ローリング・ストーンズだったかは覚えていない。僕はどちらも大好きでした。(友人の)トニー(エバーハート)のキッチンに座って、この曲に合わせて演奏して、コードが何なのかを実際に理解したことを鮮明に覚えています。これは大発見だった。啓示だった。本物の歌だった 。僕はそれを続けた。かき鳴らし続けた。

それから20年後、僕は親友のハル・ウィルナー、マリアンヌ・フェイスフルとスタジオにいて“As Tears Go By ”を録音していた。夢を見ているに違いないと思ったよ。

そして今、ここにいる。控えめに言っても大変な一年だった。2020年4月7日 ハル・ウィルナーが亡くなった。新型コロナウイルス。

マリアンヌは生き残っている。
大変な時だ
ハルとマリアンヌのことが頭から離れない。
この曲は僕にとって特別な曲です。
あの時の僕に語りかけ、今も語りかけてくる。あの頃も今も大好きだ。
何年にもわたって一緒に音楽を作ってくれたペトラにとても感謝しています。ルークもね。僕はとても幸運です。
また外で演奏できる日が待ち遠しい。まだ始まったばかりなんだ」