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スティービー・ワンダー、キング牧師へのトリビュートビデオでバイデン政権に不平等委員会の設立を呼びかける

2021/01/19 11:45掲載
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Stevie Wonder - An Open Letter to Dr. King
Stevie Wonder - An Open Letter to Dr. King
スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)は、「マーチン・ルーサー・キング・ジュニア・デー」(1月18日)にあわせて、ジョー・バイデン/カマラ・ハリス次期政権にアメリカに根強く残る不平等に関する委員会を発足させるよう呼びかけるビデオ「An Open Letter to Dr. King」を投稿しています。

スティーヴィーはビデオを手紙のように構成し、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアに会ったときのことや、キング牧師が彼の人生と音楽に与えた影響を思い出すことからメッセージを始めています。

「親愛なるキング牧師、私は14歳の時にあなたに会いました。あなたは真のヒーローであり、インスピレーションを与えてくれました」「私は希望、愛、モチベーションの歌を書くことに恵まれてきましたが、その多くはあなたの人生に触発されたものです。これまでに受けたどんな賞よりも、あなたが私の愛の場に影響を与えてくれたことで、愛と平等の針を前に押し進めようとすることができたことに感謝しています」

スティーヴィーはキング牧師と話すように、1968年に彼が亡くなって以来、人種平等の進歩がないことについて話し、「針が少しも動いていないことを知るのは辛い」と付け加えています。

「36年間、私たちはあなたの誕生日と原則を称える国民の祝日を持っていたのに、進歩のなさを信じられないでしょう」「体の調子が悪くなります。私は400年の問題を簡単に解決しようとする政治家にうんざりしています」

スティーヴィーはその後、真実の重要性を強調し、バイデンとハリスに「この国の不平等の真実を明らかにするために正式な調査を開始する」ように求めています。

「今こそ、正式に真実を追求し、事実を公式に宣言する時です」「この国に嘘を見てもらうための真実委員会が必要です」

「キング牧師、この時代には勇気が必要です。あなたが生きて究極の代償を払った時のように」「この日、あなたの名誉の日に、私は勇気を持って、見たことを言い、聞いたことを認めることを誓います」

同日には、アリシア・キーズ、サマー・ウォーカー、Quavo、Offsetなどを含む17人のアーティストが、バイデン/ハリス政権の最初の100日以内に「真実、人種の癒し、変容に関する米国委員会」の発足を求めるキャンペーンビデオを公開しています。

「An Open Letter to Dr. King」


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