Steve Lukather / I Found The Sun Again & Joseph Williams / Denizen Tenant
TOTOの
スティーヴ・ルカサー(Steve Lukather)と
ジョセフ・ウィリアムズ(Joseph Williams)は、2人それぞれのソロ・アルバムを2021年2月26日に同時発売すると発表。ルカサーのタイトルは『I Found The Sun Again』、ウィリアムズのタイトルは『Denizen Tenant』。リリース元はMascot Label Group。
ルカサーによると「これはTOTOのレコードではないが、同じメンバーばかりで、さらに数人の素晴らしいミュージシャンが加わっている」という。2人は互いのアルバムに参加していて、メンバーにはTOTOでの活躍で知られるキーボーディストの
デヴィッド・ペイチ(David Paich)も含まれています。
ルカサーのソロ・アルバムは2013年の『Transition』以来、通算8作目。新作『I Found The Sun Again』には、5曲のオリジナル曲に加え、
トラフィック(Traffic)「Low Spark of High Heeled Boys」、
ジョー・ウォルシュ(Joe Walsh)「Welcome to the Club」、
ロビン・トロワー(Robin Trower)「Bridge of Sighs」のカヴァーも収録。
「これほど楽しいレコーディングは生まれて初めて」と話すルカサーは、「2020年に1970年代のインスピレーションを受けて、できるだけ正直なレコードを作りたかった」と説明。そのためにすべての曲はライヴ・レコーディングされ、「クリックも、修正も、リハーサルもない、1回の実行だけ」と説明しています。
アルバムには、TOTOのバンドメイトである
デヴィッド・ペイチ(David Paich)、
ジョセフ・ウィリアムズ(Joseph Williams)が参加。またすでに公開されているリードシングル「Run To Me」には
リンゴ・スター(Ringo Starr)も参加しています。
一方、ウィリアムズのソロ・アルバム『Denizen Tenant』には、ペイチとルカサーのほか、元TOTOの
サイモン・フィリップス(Simon Phillips)、
ネイザン・イースト(Nathan East)、
リーランド・スクラー(Leland Sklar)、レニー・カストロも参加しています。
ウィリアムズのソロ・アルバムもオリジナル曲とカヴァー曲で構成されており、
ビートルズ(The Beatles)「If I Fell」や
ピーター・ガブリエル(Peter Gabriel)「Don’t Give Up」のカヴァーなどが収録されます。
このアルバムから「Never Saw You Coming」のミュージックビデオが公開されています
以下は以前に公開された映像
スティーヴ・ルカサー「Run To Me」のミュージックビデオ