Steve Perry, Eddie Van Halen CREDIT: Michael Putland/Getty Images, Fin Costello/Redferns
元
ジャーニー(Journey)の
スティーヴ・ペリー(Steve Perry)は、米ローリングストーン誌のインタビューで
エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)との思い出を語っています。その中で、1978年に起きた「ワカモレ事件」についても話しています。
何年にもわたって語られてきた「ワカモレ事件」は、1978年に
ヴァン・ヘイレン(Van Halen)とジャーニーが行った合同ツアー中に起きたとされるもの。ワカモレはメキシコ料理のサルサの1種。
内容は
「1978年、エディ・ヴァン・ヘイレンは楽屋でデヴィッド・リー・ロスに腹を立て、ワカモレを投げつける。ワカモレはロスには当たらなかったが、スティーヴ・ペリーに当たり、ペリーは泣いた」
というもの。ペリーは米ローリングストーン誌のインタビューの中で、泣いたわけではないが、バンド間で起きた食べ物の投げ合いのせいで、自身のお気に入りのサテンのジャケットにワカモレが当たって、確かに動揺したと述べています。
ペリーは、このツアーではエディとはあまり一緒にいなかったそうですが、ある晩、彼に話をしにいくと
「ドアを開けて“ねえ、みんな”と言おうとした時だった。その頃、ワカモレはカッテージチーズのような容器に入っていた。バンドは食べ物の投げ合いをしていて、ドアを開けたとき、ワカモレの入れ物が僕の左側にある鏡にぶつかって、僕の最も大切な持ち物に飛び散ったんだ。それは背中に“ジャーニー”と書かれた僕のサテンのツアージャケットだった。
ワカモレが左肩と左腕にかかった。僕は彼らを見ると、彼らは、きまり悪そうに“ヤバい”と言って笑っていた。僕はそれを見て、怒ってドアを閉めて出て行った。僕の大切なジャケットだった。彼らのことをまだ大好きだったけど、それ以降はもうリスペクトすることができなくなってしまった」
と話し、ペリーは
「でも泣いてないよ!ワカモレのことで泣くわけがない。いつからか伝説になっていた。バカバカしい」
と付け加えています。
またペリーはこの米ローリングストーン誌のインタビューの中で、デヴィッド・リー・ロスがヴァン・ヘイレンを脱退した後、1985年にエディ・ヴァン・ヘイレンからジャム・セッションに招待されたが、それが何につながるかを恐れて断ったことを明かしています。