初期ビートルズが出演したキャバーン・クラブ、新型コロナ支援で政府から7220万円の助成金を受け取る

ビートルズ（The Beatles）が活動初期に出演したことでも知られる英リヴァプールのライヴハウス、キャバーン・クラブは、新型コロナウイルスの影響と闘うのを支援するために、政府から525,000ポンド（約7220万円）の助成金を受け取ることになったと報告。「会社のスタッフと地元のミュージシャンを合わせると、120を超える家族が、当面の将来が保証されていることを知って、今夜よりぐっすりと眠ることができます」とSNSで述べています。

キャバーン・クラブ以外にもリーズのブルドゥネルなどのライヴハウスが助成金を受け取ることが決まっています。

キャバーン・クラブはSNSで

「今朝、アーツ・カウンシルの助成金申請に成功し、コロナウイルスの影響と闘うのを助けるためにキャバーン・クラブに525,000ポンドが授与されたというニュースを受け取って非常に安心しました。

これにより、当面の間、事業を継続できるようになり、このパンデミックから抜け出すことができると信じています。

これは実質的な助成金ですが、私たちはもっと大きな観点を指摘したい。この助成金の半分は、この半年間ほとんど支援を受けていなかった地元のミュージシャンに直接分配されます。定期的にキャバーンで演奏している30人のミュージシャンは、観客が25％減ったとしても、今後6ヶ月間の演奏が保証されます。

ロックダウンが発生した場合でも（幾度となく起こるだろう）、ミュージシャンは、ヴァーチャルでギグをしたり、ソロアーティストとしてライヴ・ストリーミングをしたり、自分自身とクラブを同時に宣伝したりすることができるため、引き続き報酬を受け取ることができます。

これは会社にとって不可欠な支援であり、ありがたいことにこれ以上の人員削減は必要なく、90人以上の雇用を地元で守ることができます。

このように、会社のスタッフと地元のミュージシャンを合わせると、120を超える家族が、当面の将来が保証されていることを知って、今夜よりぐっすりと眠ることができます」

と報告しています。