バッド・カンパニー(Bad Company)や
テッド・ニュージェント(Ted Nugent)での活躍でも知られるヴォーカリストの
ブライアン・ハウ(Brian Anthony Howe/Brian Howe)。5月に亡くなった彼が生前最後に書いて録音した曲の1つである「Going Home」がデジタル/ストリーミングでリリース。ミュージックビデオも公開されています。
「Going Home」はハウの母親が亡くなった直後、2016年頃にハウとプロデューサーのブルックス・パスカルによって書かれた楽曲です。優しくて感動的なバラードで、歌詞はハウ自身の死も想像させます。レコーディングは米フロリダ州フォートマイヤーズにあるハウの自宅で行われています。
ハウのマネージャー、ポール・イーストンは、フロリダ州フォートマイヤーズの新聞The News-Pressに「これはブライアンが最後に書いてレコーディングした曲の一つで、悲しいことですが、とても予言的な曲でした」「この曲は最初に聞いたとき、オフィスのみんなは本当に感動しました。リリースに向けて作業をしている今は、この曲は聴くのが難しい」と話しています。
「Going Home」は、ハウとパスカルが新アルバムを計画して録音した約15曲のうちの1曲です。このアルバムが日の目を見るかどうかは不明ですが、少なくとも2曲は2020年内にリリースされる可能性があります。