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デヴィッド・ボウイ「Space Oddity」50周年記念、トニー・ヴィスコンティによる最新ミックス他を収めた7インチ盤ボックス発売

2019/05/09 10:48掲載(Last Update:2019/05/10 14:37)
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David Bowie / SPACE ODDITY 50TH ANNIVERSARY 2 X 7
David Bowie / SPACE ODDITY 50TH ANNIVERSARY 2 X 7" VINYL BOX
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)が1969年に発表した楽曲「Space Oddity」。50周年を記念し、トニー・ヴィスコンティ(Tony Visconti)による最新ミックス(2019 Mix)ほかを収めた7インチ・シングルレコード2枚組ボックスが海外で7月12日発売。ボックスには、1969年に開催された<Save Rave ‘69 concert>で撮影された写真をフィーチャーした両面ポスターや、プリントも付属されます。最新ミックスはデジタル/ストリーミング・シングルも同日に配信されます。リリース元はParlophone。



以下インフォメーションより

デヴィッド・ボウイにとって最初のヒットとなった『スペイス・オディティ』の発売から50年という記念すべきアニヴァーサリー・イヤーを祝福すべく、現在進行している50周年記念企画シリーズ。4月にリリースされた4枚組7インチ・シングル・ボックス・セット『スパイング・スルー・ア・キーホール』や、5月にリリースされる3枚組7インチ・シングル・ボックス・セット『クレアヴィル・グローヴ・デモ』、そして6月にリリースされる未発表音源を収録したLP『マーキュリー・デモ』に続き、「スペイス・オディティ」のトニー・ヴィスコンティによる最新ミックス音源をフィーチャーした2枚組7インチ・シングル・セット、『スペイス・オディティ:50周年記念2枚組7インチ・シングル・セット』がParlophone Records/Warner Musicよりリリースされることが決定した。この2枚組7インチ・シングル・セットは、オリジナルのシングル発売日でもある1969年7月11日から50年後の翌日となる2019年7月12日に発売が予定されている。また、同日にはトニー・ヴィスコンティによる2019年最新ミックス音源「スペイス・オディティ(2019ミックス、シングル・エディット)」のデジタル配信も行われる予定だ。

2枚の7インチ・シングルをボックスに収納したこの「スペイス・オディティ」の50周年記念2枚組7インチ・シングル・セットには、「スペイス・オディティ」オリジナル発売時の広告絵柄と、レイ・スティーヴンソンが撮影した1969年11月30日にロンドンのパラディアムで開催された「Save Rave ‘69」出演時のボウイの写真とがプリントされた両面ポスターや、インフォメーション・カード、そして「スペイス・オディティ」のプロモ盤シングル用フォト・セッション時の別テイクのプリントなども封入されている。

オリジナル・モノ・シングルを収録した7インチのジャケットには、貴重な英国プロモーション用ジャケット絵柄が採用されており(レーベル面には今回の50周年記念盤のために特別に使用が許されたオリジナルのPhilipsロゴも掲載)、7インチ・シングルにはオリジナルのアナログ・シングル・マスター・テープから新たにカッティングされた音源が収録されている。また、トニー・ヴィスコンティによる2019年最新ミックス音源を収録した7インチのジャケットには、「Save Rave ‘69」出演時の、ポスターとは別絵柄のライヴ写真が使用されている。

1969年7月11日に7インチ・シングルとして初めてリリースされたこの「スペイス・オディティ」は、デヴィッド・ボウイのセカンド・アルバム『スペイス・オディティ(原題: DAVID BOWIE)』のオープニング・トラックにも使用されている。スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』に影響を受けて作られた楽曲だが、シングルの発売日から5日後の、アポロ11号の月面着陸という歴史的出来事とも相まって世界的な大ヒットを記録した。

リリースから50年の時を経た今でも、「スペイス・オディティ」の旅路は終わりなく続いている。1968年11月に書き上げられデモが作られたこの曲は、以降も数多くのテレビ番組に使用され、数多くのアーティストにカヴァーされ、イタリア語ヴァージョンなども生まれるなど、様々な装いをまとって世界に鳴り響き続けているのだ。1970年にはそのオリジナリティを称え、アイヴァー・ノヴェロ特別賞を受賞、イギリスでは69年に5位を、そして75年には1位を記録、アメリカでも1973年に15位を記録するなど、世界中で大きなヒットとなった。またこの曲で初登場することとなったトム少佐(Major Tom)は、その後も「アッシュズ・トゥ・アッシュズ」や「ハロー・スペースボーイ」といった楽曲や、「★」のミュージック・ビデオなどでモチーフとして取り上げられている。
■『SPACE ODDITY (1 TRACK DIGITAL SINGLE)』
(2019 Mix - Single Edit) 2019 mix by Tony Visconti, March 2019.

■『SPACE ODDITY (2 x 7” SINGLE BOX SET)』

Single 1
Side A
SPACE ODDITY (Original Mono Single Edit)

Side B
WILD EYED BOY FROM FREECLOUD (Original Mono Single Version)

Single 2
Side A
SPACE ODDITY (2019 Mix - Single Edit) 2019 mix by Tony Visconti, March 2019.

Side B
WILD EYED BOY FROM FREECLOUD (2019 Mix - Single Version) 2019 mix by Tony Visconti, March 2019.