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デヴィッド・ボウイ「Starman」の最初のデモを含むオープンリールテープがオークションへ

2019/03/12 12:45掲載(Last Update:2019/03/13 07:08)
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DAVID BOWIE REEL 2 REEL REHEARSAL TAPE INCLUDING UNHEARD DEMOS OF STARMAN, MOONAGE DAYDREAM AND HANG ON TO YOURSELF
DAVID BOWIE REEL 2 REEL REHEARSAL TAPE INCLUDING UNHEARD DEMOS OF STARMAN, MOONAGE DAYDREAM AND HANG ON TO YOURSELF
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)「Starman」の最初のデモと思われる音源を含むオープンリールテープがオークションに出品されます。

この音源は、1971年にボウイとミック・ロンソン(Mick Ronson)によって作られたもの。ミック・ロンソンはこのテープを当時16歳の友人でミュージシャンのケヴィン・ハッチンソンに渡しています。このテープには「Moonage Daydream」「Hang On to Yourself」のデモ・ヴァージョンも含まれています。「Starman」「Moonage Daydream」「Hang On to Yourself」はアルバム『The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars』に収録されています。

このテープは長年にわたってケヴィンの自宅のロフトに保管されていましたが、彼の妻が2016年にボウイのドキュメンタリーを観た後、ボウイの話をケヴィンとしたことでケヴィンはテープの存在を思いだし、ロフトからこのテープを見つけています。

ケヴィンはインタビューで「16歳の時、聴いたことは覚えているけど、素晴らしいものとは思わなかった」と語っていますが、このテープを発見した時には「見つけた時、古いテープレコーダーでテープを再生してみたんだ。聴いたときは信じられなかったよ。素晴らしかった」と話しています。

オークションはマージーサイドのOmega Auctionsで3月12日に行われ、落札予想価格は少なくとも10,000ポンド(約147万円)と言われています。

Omega Auctionsは音源を一部公開しています