「アルバム・タイトル(“GET IT OUT” = “吐き出す、打ち明ける”)は、今回の作品に正にぴったりなんだ」と、言い添えるのは、デイヴィッド・エレフソンだ。「これは、俺達が長い間ずっと内に抱えながら生きてきた音楽なんだよ。他のどこでも聴かせることのない、それぞれにとっての大きな音楽的要素が、このアルバムで表されているんだ」。豪華ゲスト陣に名を連ねているのは、エース・フレーリー(元KISS:「レイト」に参加)、ガス・G.(オジー・オズボーン、ファイアーウインド)、ニタ・ストラウス(アリス・クーパー・バンド)、クリスチャン・マルトゥッチ(ストーン・サワー)、サッチェル(スティール・パンサー)らを含むスター勢だ。また本作では、独特の豊かな才能を持つこの2人のアーティストが生涯を通じて抱いてきたものの、これまでほとんど知られていなかったある野心が実現されている。フランク・ベロいわく、「俺はただ、良い曲を書きたかっただけなんだ。昔からずっとメロディー志向の男だったんだよ。フックが大好きなのさ。良いリフのあるキャッチーな曲が好きでたまらないんだ」。 アルティチューズ&アティチュードの物語の始まりは、2010年。アンプ・メーカー<ハートキー(Hartke)>主催のベース・クリニックの講師として、フランク・ベロとデイヴィッド・エレフソンがツアーを共にした時に遡る。実演指導の際に用いるバッキング・トラックが必要となり、曲作りのセッションに取り掛かった彼らは、化学反応が起きたかのような不思議な相性の良さを、互いの間に見出したのだった。 デイヴィッド・エレフソンとフランク・ベロは、2014年初頭に、アルティチューズ&アティチュードとして、セルフ・タイトルの3曲入りEPでデビュー。同EPの収録曲は、シリウスXM(北米で放送している、通信衛星を使用したデジタル・ラジオ)でエアプレイされ、2人は米ケーブル・テレビ・チャンネル<VH1クラシック>の音楽番組『That Metal Show』への出演も果たした。そのEP に収録されていた3曲、つまり「ブーズ・アンド・シガレッツ」「テル・ザ・ワールド」「ヒア・アゲイン」は、リミックス及びリマスタリングを施した形で、今回のアルバム『ゲット・イット・アウト』にボーナス・トラックとして収録されている。
1. ゲット・イット・アウト GET IT OUT (Music by Frank Bello & David Ellefson / Lyrics by Frank Bello) 2. レイト LATE (Lyrics & Music by Frank Bello) 3. アウト・ヒア OUT HERE (Lyrics & Music by Frank Bello & David Ellefson) 4. パート・オブ・ミー PART OF ME (Lyrics by David Ellefson & Frank Bello / Music by David Ellefson) 5. スリップ SLIP (Lyrics & Music by Frank Bello) 6. トーク・トゥ・ミー TALK TO ME (Lryics & Music by Frank Bello) 7. リヴァイアサン LEVIATHAN (Instrumental by David Ellefson) 8. コールド COLD (Lyrics & Music by Frank Bello) 9. アナザー・デイ ANOTHER DAY (Lyrics & Music by Frank Bello) 10. オール・ゼア・イズ ALL THERE I (Lyrics & Music written by Frank Bello) 11. オーヴァー&ダン OVER & DONE ※日本盤のみのボーナス・トラック (Lyrics & Music written by Frank Bello) ボーナス・トラック(リミックス&リマスター) 12. ブーズ・アンド・シガレッツ BOOZE AND CIGARETTES (Lyrics & Music by Frank Bello) 13. テル・ザ・ワールド TELL THE WORLD (Lyrics & Music by Frank Bello) 14. ヒア・アゲイン TELL THE WORLD (Lyrics by David Ellefson & Frank Bello / Music by David Ellefson)
ALTITUDES & ATTITUDES IS: Frank Bello- Lead vocals, electric guitar, 8 string bass guitar David Ellefson- 4, 5, 8 & 10 string bass guitars, electric rhythm guitars Jeff Friedl- Drums and percussion