Neil Young & Crazy Horse / Ragged Glory
ニール・ヤング&クレイジー・ホース(Neil Young & Crazy Horseg)が1990年にリリースしたアルバム『Ragged Glory(邦題:傷だらけの栄光)』。ニール・ヤングのサイトNeil Young Archivesによると、同セッションからの未発表音源を追加したボーナス・ディスク付きエディション『Ragged Glory II』が海外で2019年に発売される予定。
同サイトによると、『Ragged Glory』のエンジニアだったジョン・ハンロンは最近、同アルバムのレコーディング・セッションのテープを発掘し、アルバムには収録されなかった多くのトラックを見つけています。これら未発表音源について同サイトは「レコードに収録されているものと同等か、より良い」と説明しています。
『Ragged Glory』のセッションは、米カリフォルニアのPlywood Analog studioにて、ニール・ヤング&クレイジー・ホースが2週間、同じ曲を1日2回演奏するというユニークなスタイルで行われ、それらの録音の大部分は『Ragged Glory』となっています。バンドはアルバムのために十分な演奏を行った後も演奏し続け、クレイジー・ホース・クラシックの38分ヴァージョンや、2つのヴァージョンがある楽曲など5曲を録音。これらは、これまでほとんど発表されず聴かれたことのないもの、と説明しています。
ダブル・アルバムとなる『Ragged Glory II』は、2019年にCD、アナログレコード、デジタルでリリースされる予定。同サイトは、これにより、他に発表されたアーカイブ・プロジェクトが遅れる可能性があるとも付け加えています。