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アンスラックスのフランク・ベロ+メガデスのデイヴィッド・エレフソンのプロジェクト 初アルバムを1月発売、リリックビデオあり

2018/10/12 06:34掲載(Last Update:2018/11/10 10:32)
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Altitudes & Attitude / Get It Out
Altitudes & Attitude / Get It Out
アンスラックス(Anthrax)フランク・ベロ(Frank Bello)と、メガデス(Megadeth)デイヴィッド・エレフソン。(David Ellefson)長年の友人であるベーシスト2人によるプロジェクト、Altitudes & Attitudeがデビュー・アルバム『Get It Out』を海外、日本で2019年1月18日発売。日本盤のみのボーナス・トラックあり。リリース元は海外はMegaforce Records、日本はユニバーサル ミュージック。

作品リリースは2014年のデビューEP『Altitudes & Attitude』以来。アルバムのプロデュースはジェイ・ラストン(ANTHRAX, STEEL PANTHER, STONE SOUR)。レコーディングにはドラマーのジェフ・フリードル(A Perfect Circle、Ashes Divide)が参加。またゲスト・ミュージシャンとして、エース・フレーリー(Ace Frehley)ガス・G.(Gus G.)ニタ・ストラウス(Nita Strauss)、ストーン・サワーのクリスチャン・マルトゥッチ 、スティール・パンサーのサッチェルも参加しています。

この作品から新曲「Out Here」のリリックビデオが公開されています



以下、日本盤インフォメーションより

“ロックン・ロールによる原初療法(※長く抑圧されていた感情を吐露することにより、トラウマなどを治療するセラピー)”の一種とも言えるアルティチューズ&アティチュードのデビュー・アルバム『ゲット・イット・アウト』は、約4年に及ぶ曲作りとレコーディング・セッションの——さらに、数10年にわたるツアーと、探究、努力、そして生活の——結果として生まれた作品だ。「曲を書くということは、すごいカタルシスになると学んだよ」と、フランク・ベロは語る。彼は長いこと、曲作りを日常の習慣にしてきた。アンスラックスがツアーに出ていない時、彼はニューヨーク周辺で行われるオープン・マイク(=飛び入り歓迎の自由参加型)ライヴで新曲を試していたのだった。「今作の歌詞の多くで取り上げているのは、自分の人生における内面的な葛藤や、人生経験の中で積み重ねられてきた怒り、例えば弟が殺されたことや、子供の頃に、俺達の父親が一銭の生活費も残さずに家族を捨てたこと、そういったテーマなんだ」と、彼は語る。「人生全般における、そういった浮き沈みだね。俺はこれまでずっと、常に自分の中に怒りを抱えていた。それと折り合いをつけるのに、音楽が大きな助けとなってくれたんだ」。
このプロジェクト名を冠した2014年発表のEP「ALTITUDES&ATTITUDE」(日本未発売)に続く作品となった今回のアルバムでプロデュースを手掛けたのは、アンスラックスやスティール・パンサー、ストーン・サワーらの作品でお馴染みのジェイ・ラストン。また、ドラムスにはジェフ・フリーデル(ア・パーフェクト・サークル、アッシィズ・ディヴァイド)が再登板した。  アルバムのアートワークを制作したのは、エスケイプ・ザ・フェイトや、CO-OP、マーク・リゾ、ロン・キールらの作品を手掛けてきたメロディ・マイヤーズだ。  デザインド・バイ・メロディのメロディ・マイヤーズが手掛けた、アルバムからの第1弾シングル「アウト・ヒア」の公式リリック・ビデオも、すでに公開。このトラックには、アンスラックスのギタリスト、ジョン・ドネイズがゲスト参加している。

「アルバム・タイトル(“GET IT OUT” = “吐き出す、打ち明ける”)は、今回の作品に正にぴったりなんだ」と、言い添えるのは、デイヴィッド・エレフソンだ。「これは、俺達が長い間ずっと内に抱えながら生きてきた音楽なんだよ。他のどこでも聴かせることのない、それぞれにとっての大きな音楽的要素が、このアルバムで表されているんだ」。豪華ゲスト陣に名を連ねているのは、エース・フレーリー(元KISS:「レイト」に参加)、ガス・G.(オジー・オズボーン、ファイアーウインド)、ニタ・ストラウス(アリス・クーパー・バンド)、クリスチャン・マルトゥッチ(ストーン・サワー)、サッチェル(スティール・パンサー)らを含むスター勢だ。また本作では、独特の豊かな才能を持つこの2人のアーティストが生涯を通じて抱いてきたものの、これまでほとんど知られていなかったある野心が実現されている。フランク・ベロいわく、「俺はただ、良い曲を書きたかっただけなんだ。昔からずっとメロディー志向の男だったんだよ。フックが大好きなのさ。良いリフのあるキャッチーな曲が好きでたまらないんだ」。  アルティチューズ&アティチュードの物語の始まりは、2010年。アンプ・メーカー<ハートキー(Hartke)>主催のベース・クリニックの講師として、フランク・ベロとデイヴィッド・エレフソンがツアーを共にした時に遡る。実演指導の際に用いるバッキング・トラックが必要となり、曲作りのセッションに取り掛かった彼らは、化学反応が起きたかのような不思議な相性の良さを、互いの間に見出したのだった。  デイヴィッド・エレフソンとフランク・ベロは、2014年初頭に、アルティチューズ&アティチュードとして、セルフ・タイトルの3曲入りEPでデビュー。同EPの収録曲は、シリウスXM(北米で放送している、通信衛星を使用したデジタル・ラジオ)でエアプレイされ、2人は米ケーブル・テレビ・チャンネル<VH1クラシック>の音楽番組『That Metal Show』への出演も果たした。そのEP に収録されていた3曲、つまり「ブーズ・アンド・シガレッツ」「テル・ザ・ワールド」「ヒア・アゲイン」は、リミックス及びリマスタリングを施した形で、今回のアルバム『ゲット・イット・アウト』にボーナス・トラックとして収録されている。
また、日本盤のみ「オーヴァー&ダン」という新曲もボーナス・トラックとして追加収録が決定!!

「アルティチューズ&アティチュードは、今この時代でなければ実現し得なかった。つまり、スラッシュ・メタルの四天王が年を重ね、より賢く、より優しく、創造的な意味でよりオープンになった現代だからこそだよ」と、デイヴィッド・エレフソンは言う。「上を目指して山を登っているうちは、仲良く切磋琢磨している余裕なんかないからね」と、エレフソンは語る。「だけど、ひとたび頂点に立ち、そこからの景色を見てしまえば——それは四天王の全員が経験したことだけれども——何の問題もなく、手にしたものを分け合い、酒を酌み交わすことが出来るようになるものさ」。あるいは、アルティチューズ&アティチュードの場合で言えば、ハードロックのソングライティングをより深く掘り下げることが出来るようにもなる。「アーティストとしての俺達の、これまでとは違う別の側面を聴いてもらいたいんだ——ミュージシャンやパフォーマーとしてだけでなく、アーティストとして、ね」と、エレフソンは言う。
アルティチューズ&アティチュードは、2019年1月末に開催されるクルージング・フェス<ShipRocked>への出演を含むライヴ日程を、来年2019年初めに発表する予定だ。
●『Get It Out』

1. ゲット・イット・アウト GET IT OUT
(Music by Frank Bello & David Ellefson / Lyrics by Frank Bello)
2. レイト LATE
(Lyrics & Music by Frank Bello)
3. アウト・ヒア OUT HERE
(Lyrics & Music by Frank Bello & David Ellefson)
4. パート・オブ・ミー PART OF ME
(Lyrics by David Ellefson & Frank Bello / Music by David Ellefson)
5. スリップ SLIP
(Lyrics & Music by Frank Bello)
6. トーク・トゥ・ミー TALK TO ME
(Lryics & Music by Frank Bello)
7. リヴァイアサン LEVIATHAN
(Instrumental by David Ellefson)
8. コールド COLD
(Lyrics & Music by Frank Bello)
9. アナザー・デイ ANOTHER DAY
(Lyrics & Music by Frank Bello)
10. オール・ゼア・イズ ALL THERE I
(Lyrics & Music written by Frank Bello)
11. オーヴァー&ダン OVER & DONE ※日本盤のみのボーナス・トラック
(Lyrics & Music written by Frank Bello)
ボーナス・トラック(リミックス&リマスター)
12. ブーズ・アンド・シガレッツ BOOZE AND CIGARETTES
(Lyrics & Music by Frank Bello)
13. テル・ザ・ワールド TELL THE WORLD
(Lyrics & Music by Frank Bello)
14. ヒア・アゲイン TELL THE WORLD
(Lyrics by David Ellefson & Frank Bello / Music by David Ellefson)

ALTITUDES & ATTITUDES IS:
Frank Bello- Lead vocals, electric guitar, 8 string bass guitar
David Ellefson- 4, 5, 8 & 10 string bass guitars, electric rhythm guitars
Jeff Friedl- Drums and percussion