デヴィッド・ボウイ(David Bowie) のラスト・アルバム『★(Blackstar)』に参加したジャズ・ミュージシャンのひとり、サックス奏者の
ダニー・マッキャスリン(Donny McCaslin) 。『★』への参加は彼自身の音楽にも影響を与えており、自分の作品に『★』から学んだことを取り入れて新たなアプローチを推し進めた新アルバム『Blow』を海外で10月5日、日本で10月24日に発売します。日本盤ボーナス・トラック1曲収録。
アルバムでは、活気に満ちたエレクトロニカと爆発的なアートロックの大胆な融合を試みた、即興的なオルタナティブ・ミュージックを展開しているようです。アルバムには
サン・キル・ムーン(Sun Kil Moon) がゲスト参加。
新たに新曲「Club Kidd」が聴けます
「What About the Body」のミュージックビデオも
VIDEO
以下、日本盤インフォメーションより
「ボウイと共演するまではこんなことが可能だとは思いもしなかった」と語るマッキャスリン。90年代からジャズ・シーンで活躍を続け、マリア・シュナイダー・オーケストラに参加し、その人脈でボウイとの共演を果たしている。クロスジャンルする現在進行形のジャズ・シーンで活躍中のマッキャスリン。ボウイも魅了したその四半世紀を超すキャリアの中でも本作はアーティストとして大胆に進化した方向性を披露している。 アルバムのオープニングを飾る第1弾シングル「ワット・アバウト・ザ・ボディ」のアート・ロックに始まりエレクトロニカまで幅広い音楽的なスタイルを自在にプレイ。ボウイからレコーディング中に「その時 聴こえているものを求めて進めばいい、どう思われるか、どうジャンル分けされるかは心配しないで。音楽を作ろう」と言われたその哲学が深く心に刻まれているというマッキャスリン。本作では従来彼のスタイルにはなかったヴォーカル・ナンバーで見事なコラボレーションを披露している。 ボウイ逝去から2年が過ぎ、『★』のセッションでのインパクトを消化し表現した意欲作で共演するのは盟友『★』バンドのマーク・ジュリアナ(ドラム)、ジェイソン・リンドナー(キーボード)、ティム・ルフェーブル(ベース)他世界屈指の精鋭たち。ボウイとの長きにわたる共演で知られるゲイル・アン・ドーシーやインディ界重鎮サン・キル・ムーンも参加しマッキャスリンの人脈の広さを実感させる。日本盤のみボーナス・トラックとして「TOKYO」が収録されることが決定。
●『Blow』
1 What About the Body
2 Club Kidd
3 Break the Bond
4 New Kindness
5 Exactlyfourminutesofimprovisedmusic
6 Tiny Kingdom
7 Great Destroyer
8 The Opener (Feat. Sun Kil Moon)
9 Beast
10 Tempest
11 Eye of the Beholder
<日本盤ボーナス・トラック>
12 TOKYO
[パーソネル]
ダニー・マッキャスリン(ts、fl,cl),ジェイソン・リンドナー(key) ティム・ルフェーブル(b),マーク・ジュリアナ(d)
ネイト・ウッド(b)ベン・モンダー(g)、スティーヴ・ウォール(key,g)、ジョナサン・マロン(b)
ヴォーカル:ライアン・デール(1,2,4,7),ジェフ・テイラー(6.9),ゲイル・アン・ドーシー(11),サン・キル・ムーン(8)