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ニール・ヤングやジョニ・ミッチェルらの1968年ライヴ音源テープが発掘される、未リリース音源の可能性も

2018/07/29 07:18掲載
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Neil Young - Photo by David Thorpe/ANL/REX/Shutterstock
Neil Young - Photo by David Thorpe/ANL/REX/Shutterstock
ニール・ヤング(Neil Young)ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)らが1968年にミシガン大学のキャンパスで行ったコンサートのライヴ音源を収めた7インチ・オープンリール・オーディオ・テープが発掘されています。いずれも観客が録音したブートレグではなく、プロ機器を使ったサウンドボード録音で、失われたと思われていました。

米ローリングストーン誌によれば、録音場所は、1960年代中期から後期にかけてイベントを行った、米ミシガン州アナーバーにあるカンタベリー・ハウス。ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェルのほか、ティム・バックリィ(Tim Buckley)、オデッタ(Odetta)、デイヴィッド・アクルス(David Ackles)、デイヴ・ヴァン・ロンク(Dave Van Ronk)も含まれます。

音源を見つけたのは、非営利団体のミシガン・ヒストリー・プロジェクト。同プロジェクトは、6年ほど前に個人のコレクターがこのテープを持っていることを知ったそうですが、その後、所在が分からなくなってしまっていたとのこと。しかし数週間前、所在が判明し、同プロジェクトはテープを入手。現在、最優先事項として、オリジナル・アナログテープを安全にアーカイブするため、音源のデジタル変換が行われています。

同プロジェクトによれば、すべての録音は、演奏家の同意を得て行われたものです。

米ローリングストーン誌によれば、ニール・ヤングは1968年11月8日〜10日にカンタベリー・ハウスで3day公演を行っています。9日、10日の音源は『Sugar Mountain - Live at Canterbury House 1968』にも収録されていますが、8日の音源はこれまでリリースされていません。ミシガン・ヒストリー・プロジェクトが入手した音源の日付は、まだ発表されていません。