David Sylvian & Holger Czukay / Plight & Premonition Flux & Mutability
JAPANでの活躍でも知られる
デヴィッド・シルヴィアン(David Sylvian)と、
Canでの活躍でも知られる
ホルガー・シューカイ(Holger Czukay)。この2人によるコラボレーション・アルバム2タイトルのリマスター・ヴァージョンがSpotifyで配信開始。全曲リスニング可。
対象となるのは1988年リリースの『Plight & Premonition』と、翌89年リリースの『Flux & Mutability』。
この2タイトルをセットにしたCD2枚組版とアナログレコード2枚組版が海外で6月22日発売。日本では2CD版が6月27日に発売されています。リリース元は海外はGronland Records、日本はPヴァイン・レコード。
パッケージはシルヴィアン自身がアート・ディレクションを手がけ、Chris Biggによってリ・デザインされています。またYuka Fujii撮影の未発表写真やデイヴィッド・トゥープによるエッセイも収録。
以下は以前に公開された音源
「Plight (The Spiralling Of Winter Ghosts)」
※以下、日本盤インフォメーションより
●『プライト&プリモニション』
元ジャパンのデイヴィッド・シルヴィアンと元カンのホルガー・シューカイとのコラボレーション作品第一弾。
長尺のインスト2曲から成るエクスペリメンタルな音響作品。
「Plight」はシルヴィアン、シューカイ、同じく元カンのヤキ・リーベツァイト、カール・リッピガウスによる即興演奏にシューカイが大胆な編集を施して完成させたもの。
「Premonition」はシルヴィアンとシューカイの二人だけで録音され、オーヴァーダブや編集などの加工はほとんど施されていない。
シルヴィアン曰く、「リスナーとして客観的に楽しめる数少ない作品のひとつ」とのこと。[1988年作品]
●『フラックス&ミュータビリティ』
元ジャパンのデイヴィッド・シルヴィアンと元カンのホルガー・シューカイとのコラボレーション作品第二弾。
『プライト&プリモニション』よりも“音楽的"な作品で、元カンのヤキ・リーベツァイトとミヒャエル・カローリに加え、
シューカイの師カールハインツ・シュトックハウゼンの息子、マーカス・シュトックハウゼンらが参加。
「Flux」はシューカイのトレードマークの短波ラジオとシルヴィアンのシンセ、ギター、パーカッションが混じり合いながら文字通り流動(flux)していく作品。
一方の「Mutability」は、浮遊感あふれる美しいアンビエント作品。[1989年作品]