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書籍『ウェルカム! ビートルズ 1966年の武道館公演を成功させたビジネスマンたち』発売

2018/02/16 19:38掲載
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ウェルカム! ビートルズ 1966年の武道館公演を成功させたビジネスマンたち
ウェルカム! ビートルズ 1966年の武道館公演を成功させたビジネスマンたち
ビートルズ(The Beatles)来日をめぐる人間ドラマを丹念に描くノンフィクション本『ウェルカム! ビートルズ 1966年の武道館公演を成功させたビジネスマンたち』がリットーミュージック から3月12日発売
●『ウェルカム! ビートルズ 1966年の武道館公演を成功させたビジネスマンたち』
価格:2,160円(本体2,000円+税)
品種:書籍
著者:佐藤 剛(著)
仕様:四六判 / 352ページ
発売日:2018.03.12
ISBN:9784845632077

<内容>

ビートルズ来日をめぐる人間ドラマを
丹念に描く感動のノンフィクション。

1966年のビートルズ来日公演、それは今になってみれば、奇跡的といえるものだった。いったい誰が、どのようにしてビートルズを日本に呼ぶ計画を立てて、それを極秘裏に進めて成功に導いたのだろうか? もちろん実行したのは「ビートルズを日本に呼んだ男」として知られるプロモーター、協同企画の永島達治である。だが、陰の仕掛け人として浮かび上がってきたのは「ビートルズのレコードを売ったディレクター」として知られる洋楽マン、石坂敬一の父親にあたる石坂範一郎という人物だった。

これは日本の経済復興の象徴だったリーディング・カンパニーの東芝電気と、その小さな子会社として生まれた東芝レコードにまつわる、歌と音楽とビジネスをめぐる物語である。目立つことを嫌った「サムライ」のような紳士たちの連携によって、音楽の歴史にビッグバンが起こるまでのドキュメント。

【目次】
第1部 ビートルズ登場の衝撃
第2部 レコード産業へ進出した名門の東芝
第3部 招聘計画
第4部 〝財界総理〟の力強い後押し
第5部 使命を全うしたサムライたち

<著者プロフィール>
佐藤 剛(さとう ごう)
1952年岩手県盛岡市生まれ、宮城県仙台市育ち。明治大学卒業後、音楽業界誌『ミュージック・ラボ』の編集と営業に携わる。シンコーミュージックを経て、プロデューサーとして独立。THE BOOM、ヒートウェイヴ、中村一義、由紀さおり、マルシア等、数多くのアーティストの作品やコンサートを手がける。2015年、NPO法人ミュージックソムリエ協会会長に就任。 著書にノンフィクション『上を向いて歩こう』(岩波書店、小学館文庫)、『黄昏のビギンの物語』(小学館新書)、『歌えば何かが変わる:歌謡の昭和史』(篠木雅博との共著・徳間書店)、『美輪明宏と「ヨイトマケの唄」天才たちはいかにして出会ったのか』(文藝春秋)がある。