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人気コラムニストがディスクガイド形式で描く、かつてないザ・スミス/モリッシー論 『いまモリッシーを聴くということ』が4月発売

2017/03/02 16:00掲載(Last Update:2017/04/11 20:27)
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いまモリッシーを聴くということ (ele-king books)
いまモリッシーを聴くということ (ele-king books)
人気コラムニストがディスクガイド形式で描く、かつてないザ・スミス/モリッシー論
。人気コラムニスト、ブレイディみかこの書き下ろし新刊『いまモリッシーを聴くということ』がPヴァインから4月28日発売。ザ・スミス(The Smiths)時代からソロ活動まですべてのアルバムを追いながら、。モリッシー(Morrissey)の歩みを紐解く
●『いまモリッシーを聴くということ (ele-king books)』
ブレイディみかこ (著)

※以下、インフォメーションより

英紙から“国宝級"とまで呼ばれるロックスター、その素晴らしい矛盾をいま聴くこと──

人気コラムニストがディスクガイド形式で描く、かつてないザ・スミス/モリッシー論
ブレグジット後の「いま」だからこそ響く、もうひとつのUKポップ・カルチャーと地べたの社会学

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「これはアンオフィシャルなブレグジットのテーマだ」
「クソ左翼のバカな見解にすぎない」

このふたつのコメントは、この歌詞がいかに正反対の解釈で読まれる
ことが可能かということを端的に示している。左と右、上と下、グロー
バリズムとナショナリズム。いろんな軸が交錯し、いったい誰がどっち
側の人間なのやら、従来の政治理念の枠では語りづらくなってきた英国
のカオスを、モリッシーは12年前にすでに予告していた。(本文より)

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<著者について>
ブレイディみかこ Mikako Brady

イギリス・ブライトン在住の保育士・ライター・コラムニスト。
著書に『アナキズム・イン・ザ・UK』『ザ・レフト』(Pヴァイン)、
『ヨーロッパ・コーリング』(岩波書店)、『THIS IS JAPAN』
(太田出版)、『子どもたちの階級闘争』(みすず書房)、ほか。