ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)が1990年2月24日に東京ドームで行ったコンサートのライヴ映像が日本限定リリース。『フロム・ザ・ヴォルト・エキストラ〜ライヴ・イン・ジャパン - トーキョー・ドーム 1990.2.24』は3月31日に発売されます。
また1995年7月3日にパリのオランピア劇場で行われたコンサートのフル・ライヴ映像も日本限定リリース決定。『トータリー・ストリップド〜ライヴ・アット・オランピア・パリ 1995.07.03』は3月31日に発売されます。
いずれもリリース元はワードレコーズ。それぞれ複数の種類が発売されます
●『フロム・ザ・ヴォルト・エキストラ〜ライヴ・イン・ジャパン - トーキョー・ドーム 1990.2.24』
☆200セット通販限定ボックスDVD+2枚組CD+3枚組LP
フロム・ザ・ヴォルト・エキストラ〜ライヴ・イン・ジャパン - トーキョー・ドーム 1990.2.24/ザ・ローリング・ストーンズ【200セット通販限定ボックスDVD+2枚組CD+3枚組LP】
※このボックスについては
こちら☆1000セット限定スリーブ付き『フロム・ザ・ヴォルト・エキストラ〜ライヴ・イン・ジャパン - トーキョー・ドーム 1990.2.24』DVD+『ライヴ・アット・ザ・トーキョー・ドーム1990』DVD+ボーナスDVD
☆初回限定盤DVD+2枚組CD
☆通常盤DVD
●『トータリー・ストリップド〜ライヴ・アット・オランピア・パリ 1995.07.03』
☆初回限定盤SD-Blu-ray+2枚組CD
☆初回限定盤DVD+2枚組CD
☆通常盤SD-Blu-ray
☆通常盤DVD
●『フロム・ザ・ヴォルト・エキストラ〜ライヴ・イン・ジャパン - トーキョー・ドーム 1990.2.24』
※以下、インフォメーションより
ストーンズ史上初! 1990年2月24日、東京ドームでのライヴ映像が日本だけでリリース! 輸入盤、海外での発売はありません! 寺田正典氏による数万字に及ぶ大長編解説付き!
新作ブルース・カヴァー・アルバムは『オリコン』チャートで2週連続洋楽部門トップを獲得するなどここ日本でも絶好調のローリング・ストーンズだが、日本のみ許可された1月4日の『オレ! オレ! オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ』『ハバナ・ムーン』の連続「絶響」上映会に続いて、またしても日本のファン向けに2作品がスペシャル同時リリースされることが発表となった。
こちらは、昨年3月のハバナのオーディエンスに負けないくらいの感激ぶりを思い起こさせてくれた1990年の初来日公演から、先に出た『ストーンズ - ライヴ・アット・ザ・トーキョー・ドーム 1990』(2015年10月発売)とは全く別の公演日の映像が「From The Vault Extra」として世界初リリースとなるのだ。
もう少し具体的に説明していこう。このストーンズの初来日公演は前年から続いていた『スティール・ホイールズ』ツアーの一環として実現したものだったが、先にリリースされたのは実現した東京ドームでの10公演中、当時、日本テレビ系でTV放映もされた2月26日のフル映像だった。だが、今度出るのはその一つ前の公演日である2月24日のもの。この日、26日の本番収録に備えてカメラ・テスト(+恐らくトラブル発生時のバックアップ)のために映像収録が行なわれたことがファンの間では知られていたが、それがついに正規ソフトとして日本限定でリリースされるというわけだ。
テストを兼ねていたせいかセット・リストは26日と同じで、音響トラブルも多少あったようだが、10連続公演中の8公演目であったこの日のストーンズのエンジンのかかり具合は十分過ぎるほどで、26日には変則的にシンディ・マイゼールが歌っていた「ギミー・シェルター」を、いつものリサ・フィッシャーが歌っているのもマニア的なチェック・ポイント。個人的には、この日はチャーリー・ワッツのスネアの音が最も軽快でヌケのいい響きを聴かせていた印象がある。そして何といってもビル・ワイマンのベースが入ったこの時代のストーンズの強烈なグルーヴと、最近の彼らとはまた違ったハイ・テンポな演奏で、新鮮な映像と共に堪能できるのはたまらない喜びだ。もちろん、エンジニアのボブ・クリアマウンテンを筆頭とするレストア・チームが今の技術を使ってグンと完成度を上げたものを味わうことができるはずだ。
内容が日本公演とはいえ、こうしたまとまった作品が「地域限定」リリースとなるのはストーンズの歴史の中でも初めてのことではないか? どうやらチームの「社長」としてのミック・ジャガーは、CDや映像作品の売れ行きはもちろん、映画の限定公開映画の好結果などまで逐一報告を受けているらしいのだが、そうする中で、非常に反応が良く情報発信も盛んな(たとえ日本語のものでも熱は伝わっていると信じる)日本のファンの役割を、グローバルな市場展開を考えていく上で非常に重要なものと考え始めている、と見て間違いなさそうだ。日本のファンとしては誇りを持っていい限定リリースだろう。【日本地域限定発売/日本語字幕付き/日本語解説書封入】
文=寺田正典
ミック・ジャガー(ヴォーカル)
キース・リチャーズ(ギター)
ビル・ワイマン(ベース)
チャーリー・ワッツ(ドラムス)
ロニー・ウッド(ギター)
【サポート・ミュージシャン】
リサ・フィッシャー(バッキング・ヴォーカル)
バナード・ファウラー(バッキング・ヴォーカル/パーカッション)
シンディ・マイゼル(バッキング・ヴォーカル)
チャック・ラヴェール(キーボード/バッキング・ヴォーカル/パーカッション/ホルン)
ボビー・キーズ(サックス)
【DVD収録内容】
01. イントロ:コンチネンタル・ドリフト
02. スタート・ミー・アップ
03. ビッチ
04. サッド・サッド・サッド
05. ハーレム・シャッフル
06. ダイスをころがせ
07. ミス・ユー
08. ルビー・チューズディ
09. オールモスト・ヒア・ユー・サイ
10. ロック・アンド・ア・ハード・プレイス
11. ミックスド・エモーションズ
12. ホンキー・トンク・ウィメン
13. ミッドナイト・ランブラー
14. 無情の世界
15. キャント・ビー・シーン
16. ハッピー
17. 黒くぬれ
18. 2000光年の彼方に
19. 悪魔を憐れむ歌
20. ギミー・シェルター
21. イッツ・オンリー・ロックン・ロール
22. ブラウン・シュガー
23. サティスファクション
24. ジャンピン・ジャック・フラッシュ
【2枚組CD収録曲】
[Disc 1]
01. イントロ:コンチネンタル・ドリフト
02. スタート・ミー・アップ
03. ビッチ
04. サッド・サッド・サッド
05. ハーレム・シャッフル
06. ダイスをころがせ
07. ミス・ユー
08. ルビー・チューズディ
09. オールモスト・ヒア・ユー・サイ
10. ロック・アンド・ア・ハード・プレイス
11. ミックスド・エモーションズ
12. ホンキー・トンク・ウィメン
13. ミッドナイト・ランブラー
[Disc 2]
01. 無情の世界
02. キャント・ビー・シーン
03. ハッピー
04. 黒くぬれ
05. 2000光年の彼方に
06. 悪魔を憐れむ歌
07. ギミー・シェルター
08. イッツ・オンリー・ロックン・ロール
09. ブラウン・シュガー
10. サティスファクション
11. ジャンピン・ジャック・フラッシュ
●『トータリー・ストリップド〜ライヴ・アット・オランピア・パリ 1995.07.03』
※以下、インフォメーションより
1995年7月3日、パリのオランピア劇場のフル・ライヴ映像が日本限定リリース! 輸入盤、海外での単品発売はありません! 寺田正典氏による数万字に及ぶ大長編解説付き!
新作ブルース・カヴァー・アルバムは『オリコン』チャートで2週連続洋楽部門トップを獲得するなどここ日本でも絶好調のローリング・ストーンズだが、日本のみ許可された1月4日の『オレ! オレ! オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ』『ハバナ・ムーン』の連続「絶響」上映会に続いて、またしても日本のファン向けに2作品がスペシャル同時リリースされることが発表となった。
こちらは、『トータリー・ストリップド』(2016年5月20日発売)のTシャツ付き完全限定盤ボックスかスーパー・プレミアム・ボックスを買えた人しか観られなかった、'95年のパリ、オランピア劇場でのスモール・ギグの映像の単独リリース。
'95年のオランピア劇場でのライヴは、'95年に『ストリップド』制作を兼ねて行なわれ、『トータリー・ストリップド』の2種類の高額ボックス・セットに付属していた3公演のフル映像――アコースティック編成を多用して最もチャレンジングだったアムステルダムのパラディソ公演(5月26日)、その後のスモール・ギグのひな型にもなったであろうパリのオリンピア劇場公演(7月3日)、スタジナム・ライヴの豪華なショー・ケースとも言えたロンドンのブリクストン・アカデミーでの小規模公演(7月19日)――のうち、パリのオランピア劇場でのライヴ映像を単独パッケージ化したもの。3公演の中で最もタイトな演奏を聴かせていたこの日のライヴ作品の単独リリースが世界の中で、日本だけで許されたことは非常に嬉しいし、'95年の『ヴードゥー・ラウンジ』ヨーロッパ・ツアーを代表する演奏の充実ぶりが、リーズナブルな価格で、より広い日本の音楽ファンの方々に届くようになるのは意義深いと思う。【日本限定単体発売/日本語字幕付き/日本語解説書封入】
ミック・ジャガー(ヴォーカル)
キース・リチャーズ(ギター)
チャーリー・ワッツ(ドラムス)
ロニー・ウッド(ギター)
【サポート・ミュージシャン】
ダリル・ジョーンズ(ベース)
リサ・フィッシャー(バッキング・ヴォーカル)
バナード・ファウラー(バッキング・ヴォーカル)
チャック・ラヴェール(キーボード)
ボビー・キーズ(サックス)
アンディ・スニッツァー(サックス)
ケント・スミス(トランペット)
マイケル・デイヴィス(トロンボーン)
【SD-Blu-ray/DVD/2枚組CD収録曲】
《1995年7月3日 パリ/オランピア劇場》
01. ホンキー・トンク・ウィメン
02. ダイスをころがせ
03. ユー・ガット・ミー・ロッキング
04. オール・ダウン・ザ・ライン
05. シャッタード
06. ビースト・オブ・バーデン
07. レット・イット・ブリード
08. 悲しみのアンジー
09. ワイルド・ホース
10. ダウン・イン・ザ・ボトム
11. シャイン・ア・ライト
12. ライク・ア・ローリング・ストーン
13. アイ・ゴー・ワイルド
14. ミス・ユー
15. コネクション
16. スリッピング・アウェイ
17. ミッドナイト・ランブラー
18. リップ・ディス・ジョイント
19. スタート・ミー・アップ
20. イッツ・オンリー・ロックン・ロール
21. ブラウン・シュガー
22. ジャンピン・ジャック・フラッシュ