ニール・ヤング(Neil Young)は1971年の未発表ライヴ作品『Young Shakespeare』を海外で3月26日発売予定。CD、DVD、アナログレコード、デラックス・ボックスセットがあり。この作品から「Tell Me Why」の未発表ライヴ音源が、彼のサイトNeil Young Archivesにて公開されています。
『After the Gold Rush』(1970年)発売後の1971年1月22日に米コネチカット州ストラトフォードのシェークスピア・シアターで行ったコンサートの模様を収録。
同年のライヴ作品としては、この3日前の1971年1月19日にカナダのトロントにあるマッセイ・ホールで行ったコンサートの模様を収めたライヴ・アルバム『Live At Massey Hall 1971』が2007年にリリースされています。この作品に付属されたDVDには、1月22日シェークスピア・シアター公演のライヴ映像が一部収録されていますが、1月22日シェークスピア・シアター公演のフル映像が公式にリリースされるのは今回が初めて。
何年にもわたってシェークスピア・シアター公演のさまざまな映像が浮上しましたが、ニールによると、彼のチームは、ドイツのテレビ番組で放送された映像を含む「古い16mmのワークプリントとロスト・テープ」からコンサート全体を再構成しています。
ニールのコンサートの中で最古のフィルムのひとつである『Young Shakespeare』についてニールは2020年10月に自身のサイトで、「実際、よく聴き比べてみると(プロデューサーの)ジョン・ハンロンと私は2人ともシェイクスピアの方がマッシー・ホールより優れていると思っている」「マッシー・ホールのような祝賀ムードのない、より落ち着いたパフォーマンスを16mmフィルムでライヴ撮影している。『Young Shakespeare』はとても特別なものだ」と話していました。
●「Tell Me Why」の未発表ライヴ音源
https://neilyoungarchives.com/info-card?track=t1971_0122_01●未発表ライヴ作品『Young Shakespeare』ページ
https://neilyoungarchives.com/album?id=A_118