ニール・ヤング(Neil Young)は、自身の楽曲の音楽出版権(著作権)の50%を、英Hipgnosis Songs Fund(IP投資と楽曲のマネジメントを専門とする企業)に推定1億5,000万ドル(約154億8500万円)で売却。この契約は、ニールが書いた全1,180曲で構成されており、Hipgnosisは音楽出版権(著作権)と収入の50%を取得します。
Hipgnosis Songs Fundは、ビヨンセ、エルト・ンジョン、アイアン・メイデン、ガンズ・アンド・ローゼズなどのマネジメントを以前に手掛けた音楽業界のベテラン、Merck Mercuriadisによって2018年に設立された会社で、音楽の印税を収入源にしています。
同出版社は、同じ週に、
フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)での活躍でも知られる
リンジー・バッキンガム(Lindsey Buckingham)の全楽曲の音楽出版権(著作権)を購入しています。
音楽出版社は、著作権を譲りうける代わりに作家のつくった曲が色々なところで使われるようにレコード会社、テレビ局などへのプロモートを行い、音楽が使われたときに発生した使用料を作家と分け合います。